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今年当選したIPO3銘柄の合計利益と1年間IPO投資をしたまとめ

今日で今年最後の日となりました。冷たい風が吹いて寒い中、私は部屋の掃除やらバイクの洗車やPC内のデータ整理をして過ごしました。

バイクの洗車後ちょっとだけ買い物に出かけた時も、車を洗車されている方が多かったようですので、みなさまも年末の大掃除等をして過ごされた方は多いんじゃないかなと思います。

もうすぐ今年が終わってしまうので、IPO投資を1年やってみた感想や、当選した回数、利益の合計、たまったIPOチャレンジなどを記事にしていきたいと思います。

私がIPO投資で開設した口座

今年から始めたIPO投資ですが、私は開設した証券口座は以下の12口座です。みずほ証券は9月くらいに追加で開設したので、当初は11口座でした。

  1. SMBC日興証券
  2. 野村証券(抽選資金不要)
  3. 大和証券
  4. みずほ証券
  5. SBI証券
  6. マネックス証券
  7. 岩井コスモ証券(後期型)
  8. auカブコム証券(後期型)
  9. 岡三オンライン証券(抽選資金不要)
  10. 松井証券(抽選資金不要)
  11. ライブスター証券(抽選資金不要)
  12. DMM証券(抽選資金不要)

”主幹事が圧倒的に割り当てが多いので主幹事から抽選に参加”して、あとは資金の許す限り平幹事からも抽選に参加しました。

1年終わってから思ったことですが、正直口座の開設をやり過ぎたなと思うところはあります。(笑)口座の開設と維持費が掛からないので構わないのですが、資金があまりない私に取っては後期型の岩井コスモ証券とauカブコム証券はほとんど出番がありませんでした。

委託幹事である岡三オンラインとDMM証券も当選枚数的に宝くじに近い感じの微々たる当選確率ですので、毎回の抽選参加と当落確認のことを考えるとなくても構わないのかなと思いました。ライブスター証券も同じく1年に2回くらい出番があるかどうかです。

ただ、去年上場したメルカリなどの当選枚数が多いけど利益が出そうな銘柄ですとか、数年前にあった日本郵政とかJR九州などの超大型の案件が出てきた場合は複数枚当選で利益増も見込めますので、今年は出番がなかっただけで、いつか口座の数が目にもの言わす日が来るのかも知れませんが。

私的には変に後期型の口座や委託幹事の口座を開くくらいなら、東海東京証券とかHIS証券など取り扱い数は少ないけど、稀に主幹事になることがある証券口座を開いた方がよっぽど当選確率を上げることができると思うので、主幹事になることの多さで開設する口座を決めるといいと思いました。

後期型の口座を開設するのは、利益の出る銘柄の当選で資金が増えてからでも遅くないですから。

1年で当選したIPO銘柄と合計利益

さて、私がIPO投資を始めて1年間で当選したIPO銘柄と合計利益の発表です。

  • Link-U(7月) 公募2820円 初値5760円 +294000円
  • ギフティ(9月) 公募1250円 初値1880円 +38000円
  • スペースマーケット(12月) 公募590円 初値1306円 +71600円

上記の3銘柄に当選することができました!

SMBC日興証券さん、野村證券さん、大和証券さんありがとうございました!

3銘柄の合計利益は+403600円となりました!

実際は20%弱の税金が引かれるはずですので、税引後だと約+322880円ということになりますね。8万円も持ってかれるのは低所得の私からするとキツイですね。せっかく利益が出たのにそんなに持ってくとか鬼なんか?と思うところはあります。(笑)

年末のIPOラッシュで地合いが良かったのか、公募割れするような銘柄ですら少額の利益が出て、抽選に参加するかどうか微妙な銘柄が普通に一撃10万円オーバーの利益を出すような初値を付けまくったので、もっと手当たり次第抽選に参加していれば、あと1~2回くらい当選できたかも知れません。

これは私一人だけのサンプルなので、これが確率を大幅に上振れているのか、平均的な当選数なのか分からないので何とも言えませんが、前述のように主幹事を務めることが多い証券口座をできるだけ多く開設して、主幹事から抽選に参加することで、年間数回程度の当選は得られると思っています。

よっぽど運が悪かったら全く当選することなく坊主ということもあるかも知れませんが、やることさえきっちりやっていれば、坊主はほとんどないと思います。

もし私の応募回数に対しての当選数が平均的だと言うなら、リスクゼロで年間30~40万円のリターンですので、労力に対してのリターンが大きすぎですよね。本当にやらんと損くらいのレベルです。

資金100万円としたら年利30~40%ですから資金効率が良すぎですよね。資金50万円で始めてたとしたら年利60~80%になりますから、お金を持っていない人ほどお得感がありますね!(笑)

ちなみに補欠当選した銘柄は以下の5銘柄です。

  • エスコンジャパンリート投資法人(辞退)
  • ステムリム(辞退)
  • BASE(辞退)
  • ギフティ(補欠からの繰り上げ当選)
  • マクアケ(繰り上げ当選ならず)

評価Dで公募割れリスクの高い3銘柄は辞退しています。ギフティは利益が見込めそうな銘柄だったので、入金して繰り上げ抽選に参加したら見事に当選することができました。マクアケも補欠当選となりましたが、こちらは惜しくも繰り上げならず。補欠からも繰り上げで当選できる可能性があると知れたのも大きな収穫でした。

1年でたまったSBI証券のIPOチャレンジポイント

SBI証券はIPOの抽選に参加して落選するとIPOチャレンジポイントが1ポイントたまります。

SBI証券は通常の抽選枠とポイント枠があって、使ったチャレンジポイントが多い人から順にポイント枠での当選が得られる仕組みとなっており、SクラスやAクラスの評価の銘柄にポイントを使用することで誰でも一撃30~50万円以上の利益が得られる夢のようなシステムです。

私が1年間でたまったチャレンジポイントは71ポイントです。

私は本格的にIPO投資を始める前に1回SBI証券から抽選に参加しているので-1、補欠当選を辞退したことによって得られなかったポイント+3、資金不足で抽選対象外になってしまった銘柄が3つ分で+3とうことで、今年で貯められたチャレンジポイントは最大76ポイントということになります(漏れがなければ)。

IPOチャレンジポイントでS級の評価の銘柄のポイント枠での当選を得ようと思うと、300~350ポイント程度が目安となっているようですので、私がポイントで大きく利益がでそうな銘柄の当選を得られるのは4年後くらいになります。

しかし、数年前には使うまでに貯めるポイントの目安は200~250と言われていたので、4年後にはもっとボーダーラインが上がっているかも知れないことを考えると、せっせとポイントを貯めることに少し疑問を感じるようになりました。

SBI証券から抽選に参加することに対しての考察

SBI証券の抽選方式って私が開設している他の証券会社と違って、口数比例方式なんですよね。

SBI証券が主幹事で、公募価格が1000円の銘柄があったとして100株なんで1口10万円とします。資金が1000万円とか2000万円ある人は、100~200口申し込めるので、当然のように当選する確率が高くなりますよね。

上記のように資金を多く持っている人がゴロゴロいるなかで、私のような資金が100万円弱の人が全力で申し込んでも10口程度です。資金数百万円の人が資金を集中してまで申し込んだとしても、平幹事並みの当選確率か下手すればそれ以下の可能性があるんですよね。

そのことも含めると、あえてSBI証券からは抽選に参加せず、平幹事5社と後期型2社に10万円ずつ分散して抽選に参加した方が実質的な当選確率は高くなるのでは?と思うところがあるんですよね。

上の例であればそっちから申し込んでた方が絶対に当選する確率は高くなるはずですので、私は来年からはSBI証券主幹事の銘柄があっても全力で申し込むことはせず、ポイント分1口であとは平幹事から抽選に参加しようかと思っています。

特にマネックス証券は割り当てられた枚数の100%を抽選に充ててくれるので、平幹事の中にマネックス証券があったら実質の当選確率が一番高くなるはずです。いつでもセミ主幹事と言ったところでしょうか。残念ながら私はマネックス証券から当選できませんでしたが。

銘柄の並びや公募価格次第ではSBIからは参加せずに、マネックス証券のみから参加とかという選択肢もありうるのかなと。

SBI証券は何年後かにS級A級の評価の銘柄のためにポイントのための割り切って参加していましたが、前述の通りボーダーラインは上がっています。

”ポイントのボーダーラインが上がる=1ポイントの単価も徐々に下がる”訳です。

ポイントも現金化して初めて価値が出ます。自分がポイント枠で当選できるまでにチャレンジポイントのシステムが悪い方向に変わるとか、最悪の場合無くなる可能性もないとは言い切れません。

SBI証券はIPOの取り扱い件数が一番多いのはいいのですが、肝心な本当選は相当厳しいことと、長い目で見てもポイント単価が下落し続ている中で、ポイント目的で参加するくらいなら他の平幹事とか後期型の口座に資金を入れて抽選に参加してた方が期待値的に高いのでは?と思った訳です。

まとめ

  • 当選できた回数は3回で、合計利益は403600円
  • 一年間でたまったチャレンジポイントは71ポイント(MAX76?)
  • SBI証券から全力申し込みしても望み薄でポイント目的での参加も微妙?

ということで、書き始めたら長くなってしまいましたが、私が今年1年間できる限り全力でIPO投資をやってみて、当選できた回数や利益のまとめと、SBI証券のチャレンジポイントについての個人的な考察でした。

考察の部分は何が言いたいか分かりにくいかと思いますが、パチンコ・スロットで生計を立てていた確率論主義者の私が自分なりに考察しただけですのでご容赦ください。

私の記事を読んで、もしかしてIPOって儲かるのかも?って思った方は、詳しく解説されているサイトがありますので、隅から隅まで読んで仕組みを理解して始めてみるといいんじゃないかと思います。

タダで買える宝くじとも言われるのが分かるくらいリスクが低くてリターン高いですし、当たると楽しいのでオススメですよー。

それでは、長くなりましたが、最後までお読みいただいありがとうございました。よいお年を。

コメント

  1. なおキチ より:

    えぬまるさん、あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    所得税20%は痛いですよね。経費はどんな感じでしょうか?
    私はFXの経費にネット代の50%、スマホやプリンターなどの代金も50~80%、電気代も10%計上する予定です。

    SBI証券の話ですが、素晴らしい考察でとても考えさせられました。
    例えば12月のベースやAI insideのように人気銘柄の平幹事で値嵩なら、将来的に保障されてもいない1Pのために他口座の応募を見送るのは本末転倒で、結果的に期待値を下げる行為かもしれないですね。
    5年後の当選より、今当選して運用資金が増えたほうが良いというのもありますしホントにチャレンジPは悩ましいところです。

    元手が500万くらいあれば、どこで申し込むか考えなくていいのに・・・と12月のラッシュ時は毎日思っていましたよ(笑)

    • えぬまる えぬまる より:

      遅れましたが、明けましておめでとうございます。

      私は、IPO関連のネット代とかですが、そもそも経費として計上できないものとしてるので、ほぼ無防備ですね。計上するにしても自営業で開業の手続き(?)をしているなり、会社として登記していてその名義の口座やカード(?)がないとダメなのではと思っていましたので、全く考えていませんでしたね。

      SBI証券でのIPOの申し込みは”取り扱い件数が多いが故にポイントが溜まって、誰でもいつかは一撃ウン十万の利益がでる銘柄に誰でも当選することができる”とアピールすることで、アフィリエイト的に収益が上がるため紹介されることが多いのかなと思っています。

      SBB証券で口数の申し込み数でドヤって、IPOの抽選にワクワクする下民乙!くらいの身分になりたいですよねぇ。