ここ最近我が家は母親も自分も同じお店で何台もバイクを購入していて整備もそちらでやってもらっていたのですが、ここ最近廃業になっているとのことで買い物がてらにお店の前を通ってみたら看板は下ろされていて張り紙がしてありました。
どうやら今年の6月末でお店を閉めたようでした。去年の秋くらいから50ccの原付バイクが排ガス規制の問題をクリアできないため、新しく製造できなくなって以降、お店の中は中古の原付が数台置いてあるだけでガラガラでした。
やはり新品の原付バイクが新規で売れないと商売にならなかったのでしょうかね。中古の原付バイクを売るにしても数には限りがあるので、ある程度状態の良いものが売り切れ次第、売り物がなくなってしまうので仕方がないのかも知れません。
現状50ccバイクはEVというのでしょうか、完全な電動バイクが各メーカーから数機種出ているもののどれも普通の原付バイクを購入するよりも10万円くらい高くなってしまう上、おそらくバッテリーの寿命が相当短くなると思われ、地球には優しいのかも知れませんが、お財布には全く優しくないという形になるので、そうなったら電動アシスト自転車でいいやともなりますものね。
125ccバイクの出力を一定以下に制限して今までの原付の免許で乗れるようにするという話がメーカーから出ていたはずなのですが、コントロールユニットを開発したりするのにも時間が掛かるようで、現状では発売されていないようですね。
発売されたとしてもコントロールユニットの開発費が上乗せされる形になるので、旧原付バイクを購入できた金額よりもそれなりにお高くはなるのでしょうね。
いっそ小型限定二輪免許を取得して125ccのバイクに乗ってしまえば快適なのですが、普通自動車免許を持っている人ですら取得費用に7~8万円掛かるので、原付免許しか持っていない人が小型限定二輪免許を取得しようものなら15万円とかそれ以上の費用が掛かるのでどの道お金の掛かる話です。
20年以上お世話になっていたバイク屋さんがまさか店を閉めることになるとは思ってもいませんでしたので、結構バイク屋さん業界の中では頭の痛い状況になっているのかも知れないなと思わされました。
排ガス規制で原付バイクが売れなくなったタイミングですぐに125ccを無理矢理でチューンした新原付と入れ替えられたらこうはなってなかったと思うのですが、旧原付バイクの生産を落としながら新原付を開発して同時に製造するのは難しかったのでしょうかね。
何よりも法改正でどうするのかを決めるのに時間が掛かっていた印象がありますので、バイクメーカー的にもそちらのルールが決まらないと動きようがなかったので、しょうがなかったのでしょうね。全国的にいろんなところで廃業されるバイク屋さんが出てきてもおかしくないでしょうね。
家の近所に2りんかんがあるので、今後カブのオイル交換などのメンテナンスはそちらでお願いする形になりそうですかね。
コメント