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IPO投資で出た利益の税金対策にNISA口座を開設しました

今更ながらNISA口座を開設しました

今更ですがNISA口座を開設しました。株をやってる人はご存じだと思いますがNISA口座はどこか1つの証券口座でしか開設することができません。

自分が開設していない証券会社でIPOに当選して利益が出たら20.315%の税金が持ってかれます。しかし、どこの証券口座からIPOが当たるかどうかなんか分かる訳はありません。

1年ごとに証券口座を変更はできるみたいなので、去年どこでも良いので開設しておけばよかったなと後悔してます。

特に一撃20万円以上の利益が出たら約4万円税金持ってかれますからね。地味にバラマキ案件のIPOに当選した時の利益分くらい持ってかれてたりしますからね。

ちなみに私が今回NISA口座を開設した証券口座はみずほ証券さんです。

NISA口座は主幹事を多く務める証券会社にすべし

上にも書きましたが、NISA口座は1つの証券会社でしか開設することができません。

ですので、NISA口座の節税枠を活用するためには、IPOに当選しやすい証券口座を選ぶ必要があります。

いつかどこかの記事にも書きましたが、”IPOに当選しやすい証券口座=主幹事を務める回数が多い証券会社”です。

主幹事に努めることが多い証券会社ほど年間通じて当選する可能性が高くなりますので、必然的に節税枠を活かせる可能性も高くなります。

主幹事を務める回数が多い証券会社(2020年)

では、その主幹事を務める回数が多い証券会社はどこなのか?となりますが以下の5社となります。(データは2020年の物を使ってます)

  1. 野村証券(22回)
  2. みずほ証券(21回)
  3. SMBC日興証券(16回)
  4. 大和証券(15回)SBI証券(15回)

回数的に若干の回数に差はあるものの、どの証券会社を選んでも問題がないように思いますので、後は上記の5社から当選しやすい証券口座を選ぶべきですね。

ちなみに主幹事を務める回数が多いですが、完全平等抽選ではない資金量に応じた口数比例方式のSBI証券でNISA口座を開くのは論外です。資金が数千万円くらいある人は選択肢として入ってくるかと思いますが。

一般的に小資金な人は上記一覧のSBI証券を除く4社のうちから、いずれかを選ぶことになるかと思います。

口座開設数も考慮して当選する確率が総合的に高い証券会社

これは私が参考にさせてもらっているサイトさんの推測当選確率を見ての、個人的な感覚です。

前述した4社の中が主幹事になった時の当選確率は、同じような当選枚数前提で、みずほ証券≧大和証券>SMBC日興証券>>野村證券、この順に当選確率が高いと思っています。

野村証券はマンモス証券と呼ばれるくらい口座開設するが多いとされていますので、野村證券が主幹事を務める銘柄でもなかなか当選することが難しいとされています。

ましてや事前資金不要で抽選に参加できるのでそれも相まって当選期待度が下がってしまいます。

SMBC日興証券と野村證券だと推定当選確率が1~2%だったり1%あるかないかくらいの当選確率のことが多いです。

みずほ証券と大和証券が主幹事だと推定当選確率も3~5%で、当選枚数が多い銘柄だと10%とか20%を超えてくる銘柄もありますので、とても現実的に当選が期待できたりします。

ですので、私個人の意見としては、みずほ証券か大和証券のどちらかにNISA口座を開くのが無難だと思っています。

みずほ証券でNISA口座を開設した2つの理由

私がみずほ証券でNISA口座を開設した理由は以下の2つの理由です。

  1. 去年主幹事を務めたIPO銘柄が多かったから
  2. 初値が大幅に上昇した銘柄が多かったから

大和証券も主幹事を務めた回数が多かったですし、推測当選確率も高くて良かったのですが、公募価格が低めの銘柄が多く高騰はしたけど、みずほ証券が務めた銘柄の騰落率と比べると地味に感じたんですよね。

NISA口座の節税効果を最大化しようと思ったら、大きく初値が高騰するプレミア銘柄が出てくる可能性が高いところを選んだ方がいいはずですからね。

もし一撃100万円の利益が出る銘柄に当選できたら20万円くらい取られずに済むってなるとちょっとしたA級IPO1回分ですからね。税金ってマジでえぐいですね。

まぁプレミア銘柄に当選できなければ意味はないのですが、それでもみずほ証券さんはバラマキ案件も多くありましたので、そちらで当選ができれば少額でも節税できる可能性がありますので、節税効果を期待するならみずほ証券さんかなと至った次第です。

1月中旬くらいまで様子を見て、今年も主幹事を務める回数が多そうかな?と思えたのも理由の一つですね。

まぁ、これからどうなるかは分からないので、蓋を開けてみたら2021年はみずほ証券が全然主幹事になってくれなかったなんて結果になるかもですが、そん時はそん時です。

開設するのに2~3週間くらい掛かるとなっていたので、期待のWACUL、アピリッツ、coly3銘柄に間に合わないかも…?と焦りましたが。今日ふとログインしてみたら開設されていて安心しました。申し込み書類をポストに入れてちょうど2週間でした。

あとがき

そんなこんなで、今更ながらNISA口座を開設してみたという話でした。

IPO投資されてる方の大半は、すでに開設していらっしゃるとは思うのですが、面倒だから開設してないって人はあてずっぽうでもいいから、どこかの証券口座に開設しておくといいと思います。

当選した時に数万円でも税金から利益を守ることができますしね。

余談ですが、去年SBI証券でウェルスナビをポイント枠で当選出来た時に、10年くらい塩漬けで含み損出してるシダックスの株を売って損を確定すればよかったなと後悔してます。

含み損を確定させることで、ウェルスナビで出た利益と相殺させることができたはずなんですよね。それを思い出したのが去年の大晦日だったというアホな話であります。

含み損を出して塩漬けになっている株を、IPOに当選できて利益が出た証券会社に移管して損切しても同様に節税できるはずなんで、一昨年にも節税のチャンスはあったんだよなぁ。

やはり、この手のお金の知識はいくらあっても悪くないですね。もうちょっと節税とか攻めだけじゃなく守り的な知識についても詳しくならないとですね。

コメント

  1. なおキチ より:

    私もつい先ほどみずほ証券にNISA移管の書類を送ったのでタイムリーな記事でした。
    投函から2週間ならcolyまでは厳しそうですね・・・

    NISA口座をどの証券口座にするかはえぬまるさんが考察されたようにみずほが強いですよね。
    去年はヘッドウォータースという特大の一発を軸に、プレイド、モダリス、ロコガイドのような高確率もあって完全にIPOの主役みたいになってましたもんね。

    NISAや損出しもそうですが、節税の小技って地味ですが大事ですよね。
    トレードや投資ってどうしても浮き沈みやドローダウンが付き物ですが、節税だけは唯一勝率100%でお金が戻ってきますから面倒でもやる価値はあると思いますよ。

    • えぬまる えぬまる より:

      そういえば、なおキチさんもTwitterでSBIからNISA口座移管するってツイートされてましたね。

      新規開設が2週間~3週間となってるので、移管だけならもっと早く済む可能性もありますので、colyに当選しても購入期限ギリギリまで待つのもアリかもですね。購入手続きを忘れてしまって、しろめを剥く覚悟が要りますが。(笑)

      今年もみずほ証券さんは年明けから去年の勢いのままのようなので、NISA口座開設するならみずほ証券一択だとは思います。ただ今年中にIPOに当選できるかは別ですが。WACULとアピリッツとcolyの当選発表日が待ち遠しいですねぇ。この時点で当選できたら自分の中では後は消化試合的な楽な気持ちで申し込みできそうです。