2021年の株主優待クロスでどれだけ実質的利益が得られたか気になったので1月から自分の月ごとの記事を振り返ってまとめてみました。面倒なので自分で打ち込んだものをコピペして、権利確定日間違いで取得できなかったものを省いたり、金額換算できそうなものを再計算しています。
1月は優待閑散期で取れるものがなかったようです。2021年はは2月から12月までの11か月に渡ってクロス取引をしました。
優待閑散月の1月、4月、7月、10月、11月はかなり取得できるものが少なく、下手すりゃ何も取れないなんて月も出てくるかと思いますので、優待閑散月を除く7か月でどれだけたくさんクロス取引できるかに掛かってます。
3月、6月、9月、12月は誰かからお金を借りられるようなら借りてでもクロス取引したいくらい優待銘柄が多いので、あらかじめ優先順位を付けておいて、人気のものは早めにクロスを仕掛けていかないとコスパの悪い銘柄ばっかり取るハメになってしまうので慣れが必要ですね。
月ごとの取引銘柄と優待金額、取得コスト、純利益を改めて列記して年間の実質利益を計算して行きたいと思います。年間でどれくらいお得できたのでしょうか。自分ごとながら楽しみです。
2月の株主優待クロス取引結果
- 吉野家ホールディングス(9861)300円優待券×10枚
- 平和堂(8276)1000円分の優待券(100円×10枚)
- わらべや日洋ホールディングス(2918)1000円分のクオカード
- ウェルシアホールディングス(3141)3000円相当の優待券
- アークス(9948)全国共通ギフトカード2000円分
- ミニストップ(9946)ソフトクリーム無料券5枚
- イオンモール(8905)3000円分のイオンギフトカードorカタログギフト
- ユナイテッドスーパーマーケットHD(3222)お米など5品から選択
- フジ(8278)自社製品2000円相当もしくは地元特産品
- ビックカメラ(3048)ビックカメラで使える買い物券1000円分2枚
- あさひ(3333)優待券1000円×4枚※
- 薬王堂ホールディングス(7679)お米3㎏
- サンエー(2659)VJAギフトカード2000円分
- コメダホールディングス(3543)1000円相当の自社電子マネー
※あさひ(3333)についてですが、権利確定日が2月末ではなく毎年20日だったようで、5月くらいに優待が届かないなぁと不思議に思って調べてみたら勘違いでクロスしたことが発覚しました。優待金額から差し引いて計算しなおしてます。
優待金額20000円ー取得コスト5067円=13933円+お米3㎏。
3月の株主優待クロス取引結果
- ティーガイア(3738)クオカード1000円分
- 東プレ(5975)クオカード1000円分
- マースグループHD(6419)クオカード1000円分
- 安田倉庫(9324)おこめ券2㎏分
- 中央倉庫(9319)おこめ券2㎏分
- コンドーテック(7438)お米券2㎏分
- イー・ギャランティ(8771)クオカード1500円分
- デンヨー(6517)おこめ券2㎏分
- 丸一鋼管(5463)おこめ券3㎏分
- 帝国電機製作所(6333)クオカード1000円分
- 淀川製鋼所(5451)2000円相当のカタログギフト+クオカード1000円分(今年限定来期以降不明)
優待金額8500円ー取得コスト605円=7895円+お米券11㎏分。
改めて調べてみるとお米券は1㎏分で440円の価値があるようですので現金換算して計算しなおします。お米券11㎏分だと4840円となりますので、7895円+4840円=12735円が実質的利益となりますね。
4月の株主優待クロス取引結果
- 伊藤園(2593)自社製品1500円分
優待金額1500円ー取得コスト459円=1041円。
4月は優待閑散期で取れるものがほとんどありませんでした。優待品もスーパーで購入した金額で換算すると大してお得になっていない可能性がありますので、やらなくても良かったような気がしてます。
5月の株主優待クロス取引結果
- ラクトジャパン(3139)
1000円相当のクオカード
取得費用 貸株料14日 429円 - 日本毛織(3201)
500円相当のクオカード
取得費用 貸株料7日 74円 - タマホーム(1419)
500円相当のクオカード
取得費用 貸株料7日 178円 - サカタのタネ(1377)
カタログ商品 米1.5kg有
取得費用 貸株料6日 241円 - ヤマシタヘルスケアHD(9265)
500円相当のクオカード
取得費用 貸株料2日 46円
優待金額2500円ー取得コスト968円=1532円+米1.5㎏。
6月の株主優待クロス取引結果
- マクドナルドHD(2702)
サイドメニュー、飲物、3種類の商品の無料引換券が1枚になったシート
※300株クロスしたので3冊
取得費用 貸株料合計1701円(17日908円+8日423円+7日370円) - ビジネスエンジニアリング(4828)
クオカード500円分
取得費用 貸株料2日68円 - サンセイランディック(3277)
クオカード500円分 ※200株クロス必須
取得費用 貸株料2日37円 - メディアスホールディングス(3154)
クオカード1000円
取得費用 貸株料2日22円
優待金額15500円ー取得コスト1791円=13709円。
マクドナルドの優待は1セット750円で計算しているようです。夜マックなど高いメニューばっかりを注文することで実質優待金額は上がる可能性があります。
7月の株主優待クロス取引結果
- JMホールディングス(3539)
冷凍の鶏肉が2kgと豚ばら肉薄切り340gと豚切り落とし340g
鶏肉2㎏と豚肉680gほどがおいくらほどの価値があるのかよく分かりませんが2000円相当としておきます。
優待金額2000円ー取得コスト340円=1660円。
ちなみにこのJMホールディングス、2022年からは半年以上100株保有している人、2023年からは1年以上100株保有している人でないと優待が貰えなくなりました。私は来年も取得するべく裏技を使ってみようと思って既に仕込み作業を進めています。
8月の株主優待クロス取引結果
- 吉野家ホールディングス(9861)
飲食券300円10枚
貸株料21日分 453円 - ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス (3222)
お米・レトルトカレー・ラーメンなど5点より1点選択
貸株料15日分 176円 - ミニストップ (9946)
ソフトクリーム無料交換券5枚
貸株料15日分 234円 - コメダホールディングス (3543)
1000円相当の自社電子マネー
貸株料15日分 328円 - 進和 (7607)
お米券2㎏
貸株料10日分 250円 - カーブスホールディングス (7085)
クオカード500円分
貸株料10日分 82円 - ビックカメラ(3048)
買い物券1000円分
貸株料9日分 101円 - 明光ネットワークジャパン (4668)
クオカード500円分
貸株料2日分 12円 - ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス (4433)
1000円相当のUCギフトカード
貸株料2日分 39円 - エコス(7520)
お米2㎏
貸株料2日分 41円 - ディップ(2379)
クオカード500円分
貸株料2日分 72円
取得した優待合計は7000円分の金券+お米券2kg2枚+ソフトクリーム5個+お米・カレー・レトルトカレーなどから1品 。※お米券1㎏=440円、ソフトクリーム1個300円で計算しなおします。
優待金額9380円ー取得コスト1788円=7592円+お米。
9月の株主優待クロス取引結果
- ジャパンマテリアル(6055)クオカード1000円
- 長谷川香料(4958)クオカード1000円
- NSD(9759)クオカード1000円
- TOKAIホールディングス(3167)クオカード500円
- ティーガイア(3738)クオカード1000円
- ゼンショーHD(7550)優待券500円2枚
- 丸一鋼管 (5463)おこめ券3㎏
- トリドールホールディングス(3397)優待券100円30枚
- 丸大食品(2288)3000円相当の自社製品(ハム)
- ケーズホールディングス(8282)優待券1000円
- ODKソリューションズ(3839)クオカード500円
- ヤマダホールディングス(9831)優待券500円2枚
- システム情報(3677)クオカード500円
優待金額15820円ー取得コスト4181円=11639円。 (配当調整金込13367円)
この月は丸大食品(2288)を制度信用取引で取得した方が、配当調整金が貰えてお得なんだわ!と一般信用売り枠があるにも関わらず制度で突撃したらまさかまさかの最高逆日歩が飛んできて、ほぼ自腹ハムに成り下がった嫌な思い出がある月となりました。
一般売り枠がなくて仕方なく逆日歩覚悟で制度で突撃するのは分かるんですが、一般売り枠の在庫があるのに配当調整金に目がくらんで逆に損するというアホなことをしてしまいました。ほぼほぼ逆日歩がない銘柄だったので、自分と同じような考えをした人が多かったのでしょうね。
10月の株主優待クロス取引結果
- 神戸物産(3038)JCBギフトカード1000円
- 泉州電業(9824)クオカード1000円
- ロック・フィールド(2910)自社優待券1000円
- 巴工業(6309)ワイン
優待金額5000円ー取得コスト817円=4183円。
10月は優待クロス取引銘柄が少ないながらも、いつもの最終日お昼のデジタル百人一首タイムで追加で何銘柄か取れて、優待閑散月なのにも関わらず4銘柄も取れた月でした。
巴工業のワインですが、おいくらのものか分かりませんが勝手に2000円相当とさせてもらってます。ちなみに届いたワインはコルク抜きがないためずっと実家で眠ったままになってしまってます。100円ショップかどこかでコルク抜きを買って飲まないとですね。
先日、株主限定ビールがしれっと賞味期限切れしてたりしましたが、まさかワインにも賞味期限ってあるんでしょうかね?10年物とかあるとかって聞いたことあるんで日陰に置いてたら大丈夫ですよね…。
11月の株主優待クロス取引結果
- タマホーム(1419)クオカード500円
優待金額500円ー取得費用48円=452円。
この月も優待閑散月でした。本当は他に何銘柄か候補があったものの、つなぎ売り初日で在庫がなくなってたりで、最終日のお昼も在庫戻ってこず。タマホーム1銘柄のみという寂しい結果となりました。
今まで5月と11月が権利付きだった日本毛織がしれっと優待改悪していて、なんで候補にないねんと思ってたら権利確定日が5月のみとなった上に1年以上保有の条件がついてしまっていました。来年の5月の候補もなくなってしまうバッドニュース。
端株を購入して長期認定されるか試してみようかと考えましたが、11月に空クロスをしないと行けないことを考えると忘れそうだったり、煩わしそうだったので端株の購入はやめておきました。
12月の株主優待クロス取引結果
- 鳥越製粉(2009)4000円相当の自社小麦粉を使用したそうめん1箱
- キリンHD(2503)自社製品1000円相当(350ml缶4本)
- サッポロHD(2501)自社製品1000円相当(350ml缶4本)
- ヒューリック(3003)3000円相当のカタログ商品
- シークス(3003)VISAギフトカード1000円分
- サカタインクス(4633)クオカード500円分
- ライオン(4912)自社製品詰め合わせ
- アウトソーシング(2427)クオカード1000円分
- アサヒグループHD(2502)株主限定ビール1000円相当(350ml缶4本)
- ハイパー(3054)クオカード1000円分
- 帝国繊維(3302)クオカード1000円分
- ビーロット(3452)クオカード1000円分
- オークネット(3964)クオカード1000円分
- 大倉工業(4221)クオカード1000円
- ミヨシ油脂(4404)クオカード1000円分
- クックパッド(2193)自社サイトプレミアムサービス利用料6カ月間無料クーポン1枚
優待金額16000円ー取得コスト2271円=13729円。
2021年の株主優待クロス取引結果
さて、2月から12月までの純利益を出すことができました。全部足すと83933円となりました!あとお米が何キロかがあるので合計85000円分くらいお得できた感じですかね?
優待クロス取引は一昨年の5月くらいからやっていて、そこからちょうど一年後の4月までの12か月で40000円+お米やらおいくらか分からないものをお得できたと書いた記憶があります。
その時から比べたら資金が増えて取れる銘柄数が増えたのと、コストパフォーマンスの高い優待が取れるようのも相まってか、思ってる以上に実質的な利益を上げることができていたみたいで計算してみて改めてびっくりしました。
自分は資金300万円くらいでクロス取引していますので、年利換算だと2.83%となかなかの利回りを上げることができています。配当利回りが4%以上あれば優秀と言われていますが、保有株の値下がりリスクをゼロにした上で約3%の利回りを得られるのは相当コストパフォーマンスが良いと思います。
資金拘束期間も短いので、資金をIPOの抽選や立会外分売の抽選に使うことができるので、IPOの当選や立会外分売の当選で得られた利益も含めたら年利4%超えすらもあり得えますね。どれだけIPOでプラチナチケットに当選できるかでパーセンテージがブレそうですが。
IPOの利益と分売とPOで得られた利益を計算できていないので、なんとも言えませんが3つ合計で10万円くらい利益が出てたような気がしますので、それらも含めると6.16%と驚異的な利回りです。
普通に高配当銘柄を現物で保有したり、投資信託を購入するよりも運用効率は良さそうですね。IPOで20~30万円くらい利益を出せていたら利回りはもっと上がるはずですから。
言うてクオカードは全然消化が追いついておらず、VISAギフトカードなど期限のないものは家で眠っていたりして再投資に回せる状態になってる訳ではないですし、ミニストップのソフトクリームは毎回妹に上げてたりするので、全部が自分の得になっていないのでなんとも言えないですが。
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