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ScanSnap s1300iで手持ちの本や映画のパンフレットを電子化(自炊)してみました

前からやってみたかった書籍の電子化をやってみました。使った道具は以下の2つです。自炊や書籍の電子化で調べたらすぐに出てくる定番のコンビですね。

  1. カール社のディスクカッターDC-210N
  2. FUJITSU社のドキュメントスキャナーScanSnap s1300i

ディスクカッターを本の裁断に使い、スキャンスナップはその名のとおり書籍のスキャンに使います。

両方とも新品で買うと4万円近くするので自分はヤフオクで揃えました。裁断機が6000円、スキャナーが12000円程度(それぞれ送料込)で購入できたので合計18000円で済みました。

まずは本の裁断

まずは本の裁断です。どうすればいいかと説明書を見てみるも、各場所の説明だけが書かれたペラペラのものでしたので、いまいち要領が掴めなかったので改めてネットで検索して手順を調べました。

  1. 本の表紙と背表紙と裏表紙を剥がして分離
  2. ディスクカッターに掛けられる厚みに分ける
  3. 裁断機にセットして3~5mm程度を目安に裁断

大まかにはこの流れです。自分はまずどうでも良い本から解体することにしました。

1は割と力技で大丈夫です。表紙と背表紙、裏表紙だけペロッと捲るだけで完了です。写真はありませんが、普通に表紙を分離する感じでベロっとめくるだけなんで簡単です。

2ですが、カール社のディスクカッターDC-210Nだと一度にカットできる厚み(枚数)が限られているので、コミックや文庫本などはその厚みごとに分断する必要があります。この裁断に掛けるまでの準備も地味に面倒でした。

サイトによって、「力まかせに左右に引きちぎって大丈夫」と書いてありましたが、変に破れてしまうのも嫌だなと思ったので、自分は下にダンボールを何枚か引いてカッターナイフでチマチマと分断しました。

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文庫本などは左右に引きちぎるでいいと思いますが、そこそこ厚めの本やコミックなどは手動でカットする方が力が変な方向に掛かって破れてしまうって事故がなくていいと思います。

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そして、最後の手順3です。ディスクカッターにセットして3~5mm程度を目安にカットするだけです。ここまで来てしまえばスライドするレバーを前後に動かすだけでカットできます。

ちなみに4回くらいに分けてカットした本は日本一周の旅でお世話になったツーリングマップルの全国版です。あまり役に立たないので本で持っていてもしょうがないと思ったので、練習台になってもらいました。

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裁断例

練習台の本で手順を覚えた後は、ひたすら手持ちの本や映画のパンフレットなどをひたすら分離して裁断の繰り替えしです。

映画のパンフレットは一発で裁断できる厚みだったので楽でしたが、文庫本サイズになると2分割、コミック程度の厚みの本だと4分割程度が目安でしょう。

それ以上の厚みのある技術書などの本は8分割くらいすることになったので、かなり労力を要しました。

このように映画のパンフレットは一発です。

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専門学校でテキスト指定されていた文庫本例です。

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昔よく買っていたアニメ専門誌の解体例です。

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50冊程度でしたが切れ端だけですごいことに。

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裁断した本のスキャン

次に裁断した本のスキャン作業です。ドキュメントスキャナScanSnap s1300iを使い、解体して裁断した原稿をスキャナに掛けて読み込んで行く作業です。

  1. 10枚数えて原稿をスキャナにセット、読み取りボタンを押す。
  2. 読み込み中に次の10枚を数えながら待つ。
  3. スキャン後、枚数が10枚(20ページ)を確認して次の原稿をセット

この繰り返しがScanSnap s1300iでのスキャンの手順です。

なぜ10枚ずつなのかですが、一度にセットできる枚数が10枚程度が目安となっているので、裁断した本の原稿をセットして、スキャンボタンを押して終わりですみません。

スキャン後10枚(20ページ)になっているのを確認してから次の10枚をセットするのかは、重送(1度に2枚スキャンされてないか)を確認するためです。

実際にセットした枚数と違えば、2枚重ねでスキャンされたことになるので、そのページの分を再スキャンすることになります。大抵の場合、浅くカットしていたために糊で2ページくっついていた状態です。

手で2枚を剥がしてもいいですが、必ずはがれた白い跡が残るので不恰好になります。できるだけ綺麗にスキャンしたいのなら、糊の部分を更に数mmほどカットすることをオススメします。

自分も裁断した本をスキャンしてて分かったのですが、思ってるよりも糊の部分が大きいので、5mm以上はカットした方がいいと思います。切れていると思っていても首の皮一つでくっ付いていたりすることが多かったです。

なので、原稿を10枚数える時も、糊がついていないか、本の背表紙がついていた方にめくるようにして数えたりと何かと面倒でした。それでも自分は何度も再カットする羽目になったので思い切って深めに切ると楽に済むでしょう。

以下は裁断した映画のパンフレットと書籍です。

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やってみた感想・注意点

書籍の自炊(電子化)作業ですが、思っていたよりも苦痛でした。作業自体は簡単だったんですけど、地味に時間が掛かってしんどかったです。

自分がスキャンした冊数は50冊程度だったんですが、スキャンする時の方向の設定が分からず、何度もやり直したりということがあったりして、合計4~5時間くらい掛かってます。

作業に時間が掛かった大きな要因は、”裁断する時の切り込み不足で糊がついたままで重送されたこと”です。

これがある度に、スキャンのやり直し(原稿の枚数が少ない時)か、重送されたページを綺麗にカットして再スキャン(現行の枚数が多い時)していました。

後者の場合、PDF形式で出力された後に重送された駄目なページを削除して、再スキャンしたページを差し込む必要があったので、あとから出力されたファイルを開いて、不要なページを削除して再スキャンした分を正しい場所に移動する作業が面倒でした。

書籍でも雑誌でも、映画のパンフレットでもそうですが、ページ数が振られていないページがあるので、どこがどのページか分からなくなって、混乱すると作業が停まってしまうので本当に痛いです。

作業していて「オレは何をやっているんだろう。誰と戦っているんだろう?」と思ってしまいました。

まとめ

以上、書籍の電子化(自炊)についてでした。

思ってるよりも手間が掛かることが分かったので、今後は映画のパンフレットなどをむやみに買わないようにしようと思いました。

今年の初めくらいから断舎離的なことを始めてDVDやCDなどを処分してきたので、薄々と無駄なことにお金使っていたなぁとは感じていたので買うことはほぼないと思いますが。

裁断して片手間でスキャン作業をするにしても、1時間辺りに7~8冊程度だと思うので、コミックを大量に持っていて電子化したいって思っている人は、自炊代行業者さんに頼むのが一番確実だと思います。

自分でスキャンして安く上げたり!と思っているならScanSnap 1300iではなく上位機種のScanSnap ix500を購入して電子化作業することをオススメします!

こいつだと一度に50枚程度の原稿を載せられるて、重送検地機能などがついているそうなので、手間が省けて楽に自炊できるかと思います。

参考サイト:断捨離しようぜ!徹底的に仕分けして30%以上のモノを処分した

余談

ちなみに上記の参考サイトですが、自分が日本一周を始めた時に作ったブログでコメントを下さった方の記事です。

アフィリエイト作業を自分なりに本格的に始め、ずいぶん前にそれっぽい人にコメントを貰ったことを思い出し、どんなありがたい言葉だったのか改めて読んでみようと捜したものの見つからず。

どうやらスパムコメントと一緒に削除してしまった模様。

そして、ネットで”アフィリエイト”や”断舎離”のキーワードでネットサーフィンしてた時に再びたどり着きました。

それ以降もアフィリエイト関連のサイトでツイッターの発言が取り上げられていたりと、名前を見る機会が何度かあったので、かなりすごい人からコメント貰えてたんだなぁと思いました。

他の記事も読み漁った感じだと、株で資産を築いてアフィリエイトは副業的な感じのように思えるので、自分もFXでうまいことやって、そっち(?)側の人間になれないかなぁ?なんて考えてる今日この頃です。

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