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交通事故その後3

暑い夏をなんとか乗り切り、9月になりました。

ずいぶん涼しくなって過ごしやすくなりましたね。自分は未だに、首の痛みが不定期に出たり引っ込んだりで、整骨院に通っています。

手首も、一定のパターンの行動を取ると痛みが出るんで日常生活にも地味に支障をきたしてるので困ったもんだ。

さて、事故後の示談交渉(?)に進捗があったので、書いてみようかと思います。

前回の話は、弁護士に委任した後、職場の上司に謝罪を要求する(であっただろう)電話を掛けてきて、上司側にも弁護士を入れるつもりで訴訟委任状を出すつもりだと、相手に伝えたらビビって大人しくなった話でした。

相手側が意外な行動に出た

実は7月の上旬頃に進捗があって、保険会社の担当の方から電話がありました。

相手側が「示談したいから、早く書類を作成して欲しい。」との旨の電話を保険会社掛けてきたそうな。

安い方と高い方と2つ示談書を作成して、安い方から相手に送るつもりなので、少し待っててくれとのこと。

上司と相手の最後の電話でも「謝罪があれば、示談したい。」と言っていたのに、どういう心代わりがあったのか。それだけ訴訟委任状を出すつもりという言葉が効いたのか。

そして一ヵ月近く経過

そして、示談書が届いてすぐに判子を押して保険会社に送り返してくるかと思いきや、保険会社からの連絡が全くないので、相手が示談書を持ったままなのであろう。

訴訟されるのは怖いから、示談する素振りを見せて、訴訟されるのを止めて、自分が謝りに来るのを待っているのか。

自分も保険会社も、相手に示談して貰えないと困ることは何もない訳だ。困るのは入通院慰謝料やら休業補償やらを含む示談金何十万が入らない相手側のはず。

それか、弁護士を立てられていて、今は直接自分に連絡を取れないが、さっさと示談を済ませてしまえば後は関係ないので、「示談した後に謝罪はいつ来るのや?」と電話してやろうと考えていたのか。

いずれにせよ、最初から最後まで相変わらずのアホであることには違いない。

示談書には示談した後も今後一切、相手と関わってはいけませんという接触禁止の文言が添えられているのが一般的だし、その一文は忘れずに入れておくと担当さんが言っていたので、安心はしていた。

相手が動くのを待ち、動きがないなら、調停になると担当さんに話を聞いていたので、自分はひたすら待つだけの日々を過ごした。

そして、また相手が予想の斜め上の行動に出た!

自分としては、相手の心理状況は、「訴訟されんのはさすがに怖いな。そんならとっとと示談して、その後に謝罪に対してどうなってるか、思う存分ゴルァ電したろと思ってたけど、示談後も電話でけへんのか、ぐぬぬ…。でも示談してもらえへんと相手は困るやろう。ここは、このまま様子見や!いつかしびれ切らして謝りに来よるわ。」と考えていたのだが、違ったようなのである。

それは、8月も終わろうとしていた頃である。いつも通り、昼くらいまで二度寝をかましている真っ只中の自分に電話の着信音が鳴り響いた。

あれから一ヶ月ちょっと経っていたので、時期的に保険会社からの電話かも?と、ベッドから飛び起き、枕元にあるメガネを取って、いそいそと充電コードをつなぎっぱなしのスマホの元へ。

画面には久しぶりに見る保険会社の番号が表示されていた。電話取って担当さんにお久しぶりですと答え、話に耳を傾ける。

すると、全く予想していなかった言葉が担当さんの口から出たのである。

「相手さんねぇ、弁護士入れはりました。」

自分としては、相手に示談書が届いていて、そのまま一ヶ月ほど経過したので、調停へと移る旨の電話だと思っていただけあって、眠気も吹っ飛んだ。

ほんと、毎度毎度、予想の斜め上の行動を取ってくる相手は只者ではないね。

”示談したから手続きはよして~な、からの~弁護士介入!”もう常人には理解できんわ!どうも担当さんの話を聞くには、示談書を送る前に弁護士が介入したらしい。正式な着任は8月の下旬ごろだそうな。

さすがに示談書送るの遅くね?とも思ったけど、示談書が相手に届いていただろうが示談には至らなかっただろうし、弁護士案件になってしまうと保険会社も優先度が下がってしまうと言うし、他の解決しなければいけないデカイ事故もあるだろうし仕方がないと思う。

法的に弱い相手の主張

そして、弁護士を入れてきた相手は、どうやら過失割合に納得が言ってないご様子。

あれだけ謝罪はどうなってるねんを連呼していたのは、どうなってるねんと思うところはあるが、その話は置いといてとにかく相手の主張とその根拠が弱いのなんの。

相手は過失の割合を「9:1」だと主張していて、その根拠が、抜け道になっているような住宅街に置いてある、”自動車の通り抜けご遠慮ください”的な文言の自主規制の看板である。

その看板があるんだから、車・バイクは通っては行けない場所なんだから、過失はバイクを運転していた側にもっとあるはずなんだ!ということを、弁護士が介入する前から主張していたらしい。

保険会社としては、過失割合は75:25から譲るつもりはないそうなので、今後どうなることやら。こちらが譲るつもりがない以上、相手は納得するか、納得できないなら裁判するかの2択になるはずなので、感情的にしか動かない相手なんで訴訟を提起してくるとは思う。

詳しく法律を知らない自分でも、自主規制の看板に法的な効力(拘束力?)があるとはないと簡単に分かるアホな主張に、相手側から訴訟を提起されても負ける気が全くしない。

ネットで検索して、自分の事故に一番近い事案で、自転車とトラックの事故で、自転車:トラック=6:4の過失割合になった裁判例もあるみたいなんで、こっちも負け時と裁判して過失割合で引っ張れないの?って思うところはある。

おそらく相手の弁護士費用は自腹

これは自分の憶測だが、これだけ頓珍漢なやつなので、この弁護士は車の任意保険に付いている弁護士特約を使ったものではないと考えている。

職場の近くに相手の家があるのだが、最初は車を持ってない人間なのかと思っていた。

それなら保険やら交通事故に疎くてもしょうがないと思っていたが、何度か家の前を通勤途中にチラ見していたら、軽自動車が停まっているをを見たことがあるので、車は所持しているらしい。

一年半以上前から義務付けられている自転車保険に加入しないことも考えると、おそらく車の任意保険も加入していない可能性は高いと思う。

そう思う根拠が、自分が事故当日に上司に連れられて相手が搬送された病院に謝りに行ったときに、自分が保険会社の方に連絡しましたので、そちらに担当の方からの手続きの電話が掛かってくると思うのでと伝えた後の一言だ。

「へぇ、保険入ってはるんですね。」

これが、心の中でどっかひっかかってたのよ。任意保険なりファミリーバイク特約なり、入ってる人間からしたら、入っていて当たり前という感覚だったので、保険(任意)に入っていることが、さも珍しいかのような言いぶりには違和感を覚えていたのだ。

任意保険に弁護士特約が付いていたら、もっと早い段階で弁護士を立てられていたと思うので、おそらく、何件か断られた上で、裁判に負けてもいいから受けてくれとごり押しして、弁護士さんに仕事を請けてもらったのでは?と思う。

弁護士費用が自腹なら、示談の着手金、裁判の着手金、裁判所に行く時の弁護士さんの日当、弁護士基準での慰謝料に対する取り分、消費税やら加えたら、費用倒れになる可能性は高いはず。

なので、相手が感情的になってる以上ムキになって裁判起こしてきて負けて、納得いかずに控訴して2審目に移るならさらに弁護士の着手金増し増しで、普通に示談していたなら30~40万円入っていたはずが、1円も入らないって状況になるのは、一番自分として理想的な面白い結末だと思ってるだけあって、勝手に自爆してくれと説に願うところである。

まとめ

  • 相手が示談すると見せかけて弁護士を入れてきた
  • 相手の主張は本人さんの頭と同様、法的にとても弱い
  • 相手の弁護士費用はおそらく自腹

なんか久しぶりに書いたら長くなってしまいましたが、近況としてはこんな感じです。自転車保険に加入していなかった時点で、”負け”か”あいこ”しかないジャンケンなのに、どんどん相手が勝手に負け方面に落ちて行ってますね。

もうね、怖いのを通り越して面白い。そして、面白いを通り越して、怖い。そんな感じの変なループですね。

そこまで大したケガでないのに、自腹(推定)で弁護士使って過失割合で揉めるとか、何がしたいねんと。是非とも保険会社さんと弁護士さんには、今まで受けたであろう暴言やらもあるはずなので、売られた喧嘩に対して、反撃して法的にフルぼっこして欲しいですね。

自分としては、当たり屋みたいな相手側に金が入ってしまうのが本当に不満なので、相手が自爆して本来受け取れるはずだった金を無為にしていまうのは一番飯ウマ展開だから、このまま感情的に突っ走ってくれ。

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えぬまるライフ

コメント

  1. 匿名 より:

    続きが知りたいすね・・・

    • えぬまる えぬまる より:

      コメントありがとうございます。あまりにも、事故相手(の親)の対応が無茶苦茶なもんで、嫌でもどこかに気持ちをアウトプットしないと気持ちが収まらず感情のまま書いていた記事でしたので、続きが気になる方がいらっしゃるとは思いませんでした。

      その後の事が、あまりにも残念な結果になってしまっていたので、続きを書く気を失っていたのですが、最近になって相手側をギャフンと言わせることができる可能性が出てきましたので、近日中に続きの記事を書こうかと思っています。気が滅入るのが一周回って楽しくなってきました。