FXの記事を書くのは3年ぶりくらいでしょうか、タイトル通りFXのデモトレードで3か月連続でプラスの結果を出すことができました。
なんやかんやでデモトレードをやって4年くらいになりますが、月単位の収支がプラスになったのは2年前の2月だけですし、ましてや3か月連続でプラスの結果を出せたのは奇跡に近いレベルだと思っています。
”何も確信がない状態でリアルトレードしても、お金が減るだけだ”と言い聞かせてずっとデモトレードをやってきましたが、いつ勝てるようになるかも分からない状態が続く中で、よくここまで続けてきてこれたなぁって思います。
ということで、今日はFXのデモトレードで3か月連続でプラスを達成できた感想などを記事にしていきたいと思います。
収支と取引スタンスを変えてみた感想など
肝心の1月から3月の収支ですが、上記のスクショ通りの結果となっております。ロットは常に1万通貨で取引していましたので、収支÷100が獲得(損失)pipsとなっております。損益が空白のところは狙っていたラインに到達せずに逆方向に動いてしまったので、注文を取り消している日になっております。
1月 +51.7pips 勝率6/10(60%)
2月 +50.3pips 勝率6/9(66.6%)
3月 +91.6pips 勝率5/6(83.3%)
合計 +193.6pips 勝率17/25(68%)
ざっくりとですが、このような結果になりました。地味に月ごとに勝率が上がっていっているのは、短期ながらも成長している証だと思いたいです。
1月は家のネットが不調だったので鉄板エントリーパターンを4回くらい取り損ねたので、あと60pipsは取れてたかなぁと後付け言い訳をしておきます。(笑)
以前までの私は、早く勝てるようになりたいがために、エントリーを増やそうという考えが頭のどこかにあって、やたら複数通貨を監視して無理やりエントリーをしていたところがあるなぁと感じていました。
本当にFXで勝ってそうなブログの記事を読んでいる限り、”勝ちを増やすことよりも、負けを減らすことの方がトータルで勝つには重要”で、結果的に”エントリーを絞ることで勝率が高くなる”という記事を多く見かけていました。
そこで、スロットの高設定狙いのように、この状態で買いで入って上がらんかったらしゃーないわってくらいの鉄板パターンをひたすら待って、IFO注文を出して注文が刺さるのを待つということをを繰り返しました。
お昼にチャートを開いて自分なりのパターンが揃ってない日は、その日のエントリーは見送るスタンスで、勝てそうなパターンが形成されるのをひたすら待って、月に5~6回エントリーできたらいいかなくらいの感じで取引していましたね。
鉄板パターンさえ揃っていたら、利確と損切の注文も含めた指値注文をすることで狙っている価格を超えるのを監視していなくてもいいのは精神的に楽だなと感じました。エントリー後の一時的な逆行も見ずに済むので、あえてエントリーするまでの準備が終わったらチャートは見ない方がいいまであるかも知れませんね。
夕方くらいに仕事の合間に、相場はどうなったかなとスマホから自宅のPCを遠隔操作できるアプリでスマホ越しにチャートを見て利確できていたのを確認していた時の「よっしゃ!」感が半端なかったですね。(笑)
エントリー例、使用しているインジケーター、エントリースタンスなど
3月からエントリーした後のキャプチャをするようにしました。一番下のスクショ以外は3月のものとなっております。チェックサインがエントリーした場所で×印が利確したところとなります。
画像を見てもらったら分かるとおり、私の取引は”レンジ相場からのブレイクアウト狙い”です。
たまに家に帰ってからNY時間にエントリーをしたりしていますが、基本的には”東京時間でできた横長のレンジ相場を、ロンドン時間でブレイクするのを取りに行く”スタンスです。ネット上ではマーケットブレイクと表現されていたりしますね。
ロンドン時間がFXの相場で一番取引量が多いですので、パチンコ屋で言う朝一というと例えがおかしいかも知れませんが、一番短期間で値動きを取りやすいと思っています。
ちなみにキャプチャ画像の通り、私がMT4で使用しているインジケーターは日足の平均足を表示するものと、もみ合い状態を青い四角で表示してくれるものの2つくらいで非常にシンプルです。
なぜなら本当に勝っていそうな人ほど、水平ラインのみのライントレードをしている人が多いからです。移動平均線などのメジャーなインジケーターもですが、インジケーターのほとんどは形成されたロウロク足を後から計算して表示しているので、若干のリペイントが発生します。
移動平均線への反発を見てからエントリーしたら遅いということもあり得るので、私はロウソク足単体で水平ラインを引いてトレードするというスタンスにしております。パチンコで言う釘を見てよく回りそうかどうかを判断して打つかどうかを決める感じでしょうか。
私はお昼にチャートを開いて、良い感じのもみ合いが形成されているかを確認した後、上位足との方向性を確認する意味も含めて日足とか4時間足を表示、そして広い目線で節目となるであろう場所に水平ラインを引いて、あとはここを超えたら巡行していくだろうという価格にIFO注文を入れて結果を待つ感じです。
日足や4時間足の上位足の方向性と合わせた上で、1時間や30分足で見てきれいな横長のもみ合いを形成しているかというブレイクする可能性が高いパターンを合わせることで勝率を高くしているつもりです。
あとがき
そんなこんなで、4年くらいデモトレードをしている私が、3か月連続でプラス収支を達成できたよーやったー!って話でした。
4年もやってたら3か月連続で収支がプラスになることも、マグレであるやろって話なんで、いよいよ長年の執念叶って勝ち方に目覚めたか!?と思いたいところなんですが、エントリーを絞っているがために、たまたま相場とかみ合っているだけでマグレ勝ちの可能性は多いにあると思います。
もうしばらくは今の感じでデモトレードを続けて、それでも今までと同じような勝率が再現できるようであれば、マグレではないと判断して少額からリアルトレードに移行したいと思っています。
FXで勝てるようになった人も、3年とか5年は勝てずにいろんな悩みやらを抱えながらも、相場と向かい合い続けて勝ち組になれたと言いますし、私にもまだまだ可能性はあるのかなと思いながら、日々一発逆転の可能性に掛けてみたいと思っています。
株でとんでもない利益を上げているBNFさん(?)とかcisさん(?)は、元スロプロとどこかで記事を見かけたことがありますので、元パチプロ・スロプロの私にも全然可能性はあるはず…と信じて、自分の可能性にかけて努力を続けて行きたいですね。
バイクで日本一周するのも、FXで勝ち組になるのも、結局やるかやらないか、続けるか続けられないか、続けた上で正しい情報やりかたにたどり着けるかどうかだけだと思っていますので、いつまで続くか分からないこの耐久レース、もうちょっと地道に続けてみます。(笑)
コメント
おお、FX記事待ってました!
3ヶ月連続プラス、おめでとうございます!
1月~2月下旬までボラが少なく、それ以降がコロナ相場で凄まじいボラと性質が全く異なる状況で、どちらもプラスは凄く価値がある結果だと思いますよ。
えぬまるさんは自分の取引手法をきちんと言語化出来ておられますし、その取引条件を満たすまで待つ姿勢が出来ている点も流石元パチプロだと関心させられました。
特に使用されているインジケーター(平均移動を使わないこととか)に対して自分なりの考えを明確に持たれている点が素晴らしいと思います。
私もブレイク狙いの手法(チャネルブレイク)でテクニカルチャートは使わないというかなり似たようなスタイルですが、感情に流されずトレード条件を待ち、きちんとルール通りトレードを完結させるという基本的なことが最重要だと考えています。
この簡単なことが小額とはいえ現金を投じると心理面で一気に難易度があがりますが、デモを真剣に取り組んでおられ、パチプロとして精神的プレッシャーのなか期待値を稼いでおられたえぬまるさんならきっと出来ると思いますよ。これからも応援しています。
・・・興奮して長文失礼しました。
コメントありがとうございます。
そういえば3月に入ってから一気にハイボラティリティ相場になって面喰ったのを思い出しました。私はトレードする通貨も絞ろうということで、1月と2月はポンドドルとポンド円のみでトレードしていたのですが、3月に入ってからとんでもなく値動きが大きくなってしまってトレードするタイミングが取れなったのを機に、ユーロドル、ユーロ円、ドルスイス、ドル円の4通貨も表示するようにしました。
3月に入ってからは追加した4通貨からトレードすることが多くなっていますね。以前はブレイクしても15~20pips程度しか動かなかったのが、1~2月のポンドドル・ポンド円と同様の値動きをしてくれるので、自分の待っているパターンを待つことで仮想利益を出すことができています。
なおキチさんもテクニカル系のインジケーターを使用しないトレードとのことで、やはり勝てるトレーダーは意外とシンプルなルールを機械的に実行することで成功にたどり着いているのだろうなと思えました。トレードの話でいい酒が飲める確率100%確実だと思いました。(笑)
移動平均線を含むほとんどのインジケーターは形成されたロウソク足から計算された後書きの結果だと言われていますので、シンプルに相場の値動きの結果であるロウソク足を見て、手動で意識されているであろう水平・トレンドラインを引いて、優位性の高いところを待ってエントリーをひたすら繰り返すのが王道なのかなと思いました。
やはりFXはスロットの高設定狙いに近いものがありますね。高設定が入る可能性の高いイベントを開催するお店に出向き、イベント対象機種を打ちながら、機種ごとの設定差のある数値をカウントして設定判別。高設定の挙動であれば、どんなに途中経過が悪くなろうが閉店ギリギリまで打ち続ける(期待値を積み上げる)。高設定の挙動でなければ間違いなく設定1なのでとっとと帰宅する(損切り)。←意外に両方を徹底的に実行できる人は少ないです。
やってることは、スーパーの特売のたまご狙いで買いに行くレベルの地味な話ですが、高設定の台を掴んでも順調に右肩上がりに収益が伸びるとは限らないので、高設定っぽい挙動だけど当たりが続かないからやーめたって感じで台を投げる人が多いです。そこを諦めずに期待値的な考えで試行回数でねじ伏せる粘り強い人だけが勝ち組になれるのですが、それができる人は性格的に限られているのでしょうかね。
話は変わりますがIPOが絶望的な状態ですので、他力本願でお金増やしたろな考えがリーマンショックがあった時のように何年も機能しなさそうな状態になったのが悲しいですね。FX相場で勝てるように努力するしかありませんねぇ。
えぬまるさんが仰る通り、スロットの例えはトレードにも当てはまりそうな考えですよね。
設定が無い台を打ち続ける→損切りの逆指値ずらし
帰宅せずに根拠のない台で取り返そうとする→ポジポジ病
しかもパチスロの場合ホールの他の客が見えてしまうのでFXより「損切り」が難しいのではないのでしょうか?
周りで派手に光る台や、おそらく期待値すら知らない客の横に偶然積み上げられた出玉を見ると心理的に帰宅(損切り)が難しくなると思われます。(なので私はパチもスロ打たないですが・・・)
えぬまるさんが損切りが難しい環境でプロとしてルールを遵守されていた経験はリアルトレードでも活きてくると思いますよ。
IPOは1、2年駄目そうなのが残念ですよね。昨年末の地合いが嘘みたいです。
コロナが落ち着いた頃に今回回避した企業が強くなって上場して欲しいものですね。
しかしえぬまるさんとは良い酒飲めそうだと私も思います。
機会がありましたら是非キャンプご一緒させてください。
私飲むとトイレに立てこもる厄介なタイプですが(笑)