2015年の8月に発売されて、”値段の割によく動く”、”コスパが良い”とネット上で話題のSIMフリースマートフォンzenfone2 laserを買いました。買うまでのケータイ事情や、経緯、新しいSIMフリー端末を使ってみた感想などを書いていきたいと思います。
zenfoneを買う前のスマホ事情
自分が三大クソキャリアを抜けてMVNOキャリアに乗り換えたのが今年3月の話になりますので、MVNOに乗り換えて10ヶ月ほど経ちました。
乗り換えた時の環境は、妹から譲り受けたXperiaSO-03E(通称クソペリア)があまりにもトロくて使えないので、root化してテザリングできるようにしてOCNモバイルのSIMを挿して、ネットはiPhone5(au版)、電話はクソペリアと使い分けていました。
お友達がいないので、仕事関係の連絡以外に電話が掛かってきたり、掛けることがないので、家にいる時はwifi環境でiPhoneメインで問題なく使えていました。
いざ外に出るとクソペリアのテザリング機能をオンにしないと使えないので、外出中に使う時に切り替えが面倒でした。
iPhoneを使う度にテザリング機能をオンオフするのが面倒に感じたので、外出中はテザリング機能をオンにしっぱなしにするようになりました。それが原因でバッテリーを消耗するんですよね。
社外品の新品バッテリーに交換した状態であるにも関わらず、充電が100%で外出しても6~7時間程度しか持ちませんでした。
そしてSIMフリースマホに乗り換えるきっかけになる出来事が起こります。仕事先の人から仕事の連絡であろう電話が掛かってきて、電話に出ようとするも、画面に電話を受けるボタンが表示されず。
音量ボタンなど他の物理を押すことで電話に出れないかと試しましたが出れませんでした。この時、さすがクソペリアだなと思いました。
前々から聞いていた通り、電話としての機能果たしていない迷器であることを実感。これがスマホを買い替えるきっかけになりました。
電話したいけど電話のボタンが押せなくなるって話をクソペリアユーザーさんから聞いていたことが実際に起きて納得しました。ダメだこいつ、早くなんとかしないと。
ドコモ版iPhone5sを中古で買う選択もあった
ドコモ版iPhone5sだとSIMロック解除することなくMVNOキャリアのSIMを使うことができる(業者がドコモの回線を借りている場合に限ります)ので、ヤフオクなどの中古で値下がりしないかを様子見ていたのですが、値段は全然下がらず。
本来なら2年前の端末なんで投売りに近い状態になるはずが、知っている人は知っていてMVNOへの乗り換え需要があるのか、16GBモデルでも3万円前後する感じでした(2015年11月頃の中古相場)。
新品同様代替品となるとさらに値段は上がるし、ある程度使い込まれた端末だとバッテリーのことも気になる。興味があるので自分で分解してバッテリーを換えるにしても多少の負担もかかる。
そもそも、何年か使われていた端末だとwifi関係が使えなくなるとか、交換不可能=寿命な部分が故障するとも限らないです。
中古で1年~2年落ちの端末を買うには値段に釣り合わないと自分は感じたので、iPhone5sの値下がりを待つのを諦めました。そこまでiPhoneに強いこだわりがある訳ではありませんでしたので。
自分の勝手な予想ですが、ドコモ版iPhone5sは来年3月くらいになっても24800円くらいにしか相場は下がらないような気がします。
SIMカードを挿すべく裏蓋を外す
さて、本題。
お目当てのzenfone2 laserちゃんが届いたので外箱の封印シールをそろーっと剥がし、ちょこっと飛び出た透明のフィルムを引張りワクワクしながらご開帳。
そして透明のフィルムを、女人を生まれたままの状態にするかのように丁寧に剥いて取り出しました。ボディはつや消しのマットな質感で安っぽさは感じられませんでした。
クソペリアに挿していたOCNモバイルのSIMカードをzenfone2 laserに差し替えるために、zenfone2 laserの裏蓋を開けるようとするも、噂に聞いていた通りにかなり堅い。説明書の文章だけじゃどうすれば良いか分からない。
そして困ったときのグーグル検索。適当なキーワードでヒットしたサイトに載っていた動画を見て、実行してみたらあっさり裏蓋が開きました。
「個体差があって大変な人は大変なんですよ!?」なコメントがされているサイトもありましたので、個体差があるかも知れません。
動画を検索したらゴロゴロ分かり安いのが出てくるので何個か検索して、同じようにやると割と簡単に開けることができると思います。
参考サイト:https://www.youtube.com/watch?v=UkbcZe-gorg
同時に購入したもの
写真左から手帳型ケース、液晶保護フィルム、microSDカードです。
とりあえずSIMカードを挿すに裏蓋が外しにくいと噂を聞いていたので、容量が足りないと感じてから買い足せばいいかと思っていたmicroSDカード(32GB)を同時に購入しました。
手帳型のケースは最近流行ってますが、なんとなく前から気になっていたので、ものの試しということで今回は思い切って手帳型のケースにしてみました。
液晶保護フィルムは気泡が入りにくいと謳っているものを選択。今回はノングレアタイプで手垢や指紋が目立たないタイプにしてみました。
裏蓋外したはいいが
クソペリアを開けたら16GBのmicroSDカードがこんにちわ。手持ちで16GBのmicroSDがあったの忘れてた。わざわざ買わなくても良かったかな。
とりあえずSIMカードを差し替えて、その上のカードスロットに購入した32GBのmicroSDを挿入。
クソペリアに入っていたものは付属していたアダプタに差し込んで、デジカメの予備カードに使うことにする。nexus7にアダプタかなんか付けての外部メモリとしても使えると思うので、まぁ使い道はいろいろあろうだろう。
zenfone2 laserを使って感じたメリット
噂どおりサクサク動く
動作ですが、噂どおりサクサク動いてくれるのがいいですね。スペック自体は高いと思います。マップアプリや天気予報、ニュースアプリ、ブラウザでのネットも問題なくサクサク動いてくれました。
スクフェスやデレステなどのリズムゲームはグラフィック機能が高くないと処理の関係でタイムラグが発生して問題があることがあるようですが、パズルゲームなどは問題なくプレイできるんじゃないかなぁと思います。
SIMフリーで3万円を切る値段は本当に格安だと思います。iPhone6sのSIMフリーモデルを買おうものなら9万円近くするので、そこまでアップルじゃないとダメ!って信者の人でない限りオススメのスマホだと思います。
思っていたよりかさ張らない
そして次がこれです。iPhone5を3年近く使っていて、これ以上大きい端末は大きすぎて持ちたくない!って気持ちがあったのでドコモ版iPhone5sをヤフオクで値下がりを待っていたのもありました。
ですが、実際に使ってみるとそこまで大きさは感じませんでした。ポケットにも収まりますし、そこまで出し入れしにくくないです。さすがに座っている時にズボンのポケットから出そうとするとちょっと難がありますが。
その辺の取り出しやすさの事情は、シャツの胸ポケットに入れるなり、それ用のポーチを腰に付けるなりで解決できるので、ズボンのポケットにスマホを入れる時代も終わりかなと感じました。
そして、片手で操作しにくいだろうというデメリットも、ソファーやベッドの上で寝ながらスマホを触る時以外は左手でスマホを持って右手で操作をしていたので、片手で操作しにくいというデメリットもあまり感じませんでした。
画面も大きいのでネットでのページもかなり見やすくなったのも意外でした。自分としてはネットするならタブレットくらいの液晶じゃないと見づらいと思っていましたが、そうでもないなと思えるようになりました。
zenfone2 laserはiPhone同様片手モードを搭載しているので、死角なしって感じですね。
ダブルタップでスリープ・スリープ解除できる
自分が使ってみて一番便利だと思った機能がこれです。
zenfone2 laserには画面をダブルタップすることでスリープ状態から解除でき、ホーム画面の空きスペース、もしくは画面上部の狭いアイコンの部分をダブルタップすることでスリープさせることができます。
もちろん本体上部のボタンでスリープ・スリープ解除できるのですが、画面のダブルタップだけで操作できるのは物理ボタンの消耗を心配しなくていいのがいいですよね。
iPhoneをずっと使っていてホームボタンの反応が悪くなってきたことがあったユーザーさんは多いと思います。できるだけ物理ボタンを使うことを少なくすることで長く使うことができるので、まさに一石二鳥ですよね。
上部の狭いスペースをダブルタップするのが難しいので、スリープさせる時は空きスペースを作っておかないとうまくできないのが難点ですが。
バッテリー持ちがいい
これは番外編な感じです。おそらく誰もが端末を買い替えて感動することだとは思います。zenfone2 laserがほかの機種に比べて特にバッテリー持ちがいいと言う意見ではないのでご了承ください。
OCNモバイルに乗り換える前は、寝る前に充電して、起きて充電ケーブルを抜いて、天気予報やらソシャゲをちょろちょろやっただけで80%になり、昼には50%、夕方には20%を切るくらいの消耗具合でした。
それが今では頑張れば3日くらい持ちそうなくらいなので感動してます。ソシャゲをnexus7に移行したので、そんなにzenfone2 laserを使うことがないもの大きいと思います。
今現在iPhone5で遊んでいるアプリも、いずれnexus7かzenfoneに移行するつもりなものの、iOSからAndroid OS間は石的なアイテムを引き継げない関係上、石の数を調整する感じなので移行後はバッテリーの消耗も増えると思われます。
まとめ
- zenfone2 laserは本当にコスパがいい端末
- iPhone5(5s)からの乗り換えでも大きさは気にならない
- ダブルタップでのスリープ・スリープ解除が便利
以上、iPhoneユーザーがSIMフリー端末のzenfone2 laserに乗り換えた話でした。
自分はクソペリアをroot化してのをきっかけにAndroid OSの自由度が高いんだなってことを知ったのですが、意外とAndroid OSも悪くないですよ!使っていくうちに慣れます。
そしてアプリも自由度が高いので、iOSではリリースされないようなアプリを入れることができるので、個人が作ったようなマニアックなスマホゲームが好きな人は持ってみると面白いと思います。
貼った液晶フィルムがノングレアタイプだったので指紋や手垢が目立たないのはいいんですが、輝度を下げているのか、どうも発色が悪いように感じました。
フィルムの性質上仕方が無い気がします。つやつや系のフィルムだとどうしても手垢が目立ちますし、一長一短でこれは好みに別れると思います。
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