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北海道旅68日目 静内から苫小牧を観光して白老に移動

朝6時くらいに起きた。昨日から思っていたがライダーハウスが道路のすぐ側なので車の音や振動があるのが少し難だが、この程度の音は旅人にとってはどうってこともない。安眠のために耳栓をしてたが片耳の入り方が悪かったのか車の振動で起きてしまった。

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昨日はあまりにも快適すぎる環境からか飲みすぎてしまった。8時くらいまでウダウダしていたら9時前になってしまった。荷物を積載して出発。さすがにテントを張っていなかったので15分も掛からなかった。

少し曇り気味の天気だったので出遅れてしまっても悔しくない。どの道今日もある程度余裕を持った走行予定になっているので焦らずゆるく旅していきたい。

1時間ほど走って道の駅むかわについた。ここも日本一周中に泊まった道の駅なので思い入れがある。知床のキャンプ場で会った人から道の駅のホテルにあるフロントに言えばテントを張っていいと聞いていたが、その手の貼り紙はなかった。

一応それで泊まった人がいるので、一応許可は下りるようだったが、道の駅側が大っぴらに宿泊していいとは言えないので知っている人だけが知っている情報なのだろうか。いかんせんここも車中泊に関してはいやいや認めている感じだった。

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道の駅を出たらえらくゴミが散らばっているなと思ったら、自分のバイクの後ろに括りつけていたゴミを入れたビニール袋をカラスにやられたようだった。さすがにこれはいかんと散らばったゴミを回収して出発した。

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苫小牧市内に入った。4車線くらいあったりして都会だ。アドリブで走っていてそろそろ目的の漁港付近だろうと思っていたらその通りだった。有名なマルトマ食堂に着いたら既に行列が出来ていた。ちょうど12時なので当たり前か。

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かなり待つことになるとはと思うが時間に余裕があるので並んで待つことにした。あまりにも進みが悪いので、市場の方ならあまり待たずに食べられるとのことだったので列を抜けるか迷った。

中途半端な感じになったのでポイ活などをしながら並ぶことにした。並び始めて1時間半ほど経過しあと前10人ちょっとになったところで自分の前の老夫婦が飛行機の時間に間に合わないと言うことで抜けていった。

そして、待つこと2時間。やっと入店することができた。海鮮丼とホッキカレーどちらにするか迷ったもののホッキカレーにした。どこを取ってもホッキが入ってるくらいたっぷり貝が入っていた。これで1200円はお値打ちだと思う。

日本一周した時も四国で有名な製麺所で2時間近く待って食べたことがあったが、食った時に普通の釜玉うどんじゃんと思ってしまった節があるので、こちらの方が断然に待つ価値があった。

ただお持ち帰りなら隣のマルミ商店というところで待たずに買うことができたようだったので待つ意味はなかったのかも知れない。お持ち帰りできる商品が限られているので並んで待ったなら日替わりの海鮮丼であるマルトマ丼を食べるべきだったのか。

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苫小牧から目当てのキャンプ場へ。いつもの様に少し迷ってしまって、途中からナビを使って移動してる最中にいい感じの公園を発見。ウポポイの近くに観光案内所もあって、こちらも寄って見たらいい感じの芝生のスペースがあって寝床に良さそうだと思ってしまった。

施設内にはアイヌの民族衣装などが展示されていたり、ロッカーにある模様もアイヌ独特の模様のようでおしゃれになっていた。

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観光案内所の入口に周辺の温泉情報がまとめられている看板があって、その中に24時間営業なる温泉があった。場所をマップアプリで調べてみたところ20キロくらい離れたところらしかった。料金は540円らしい。休憩所で朝までいるとその倍の金額くらいになるのだろうか。

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そして目当てのキャンプ場に着いて手続きしようと受付に行ったのはいいが、完全予約制だと言われてしまった。前日だか当日の午前中までに予約してないと使えないらしい。ネットで検索した時に料金が400円だというのを把握した後に、そんなこと書いてあった気がした。

なんとかなりませんかですかねと言おうかと思ったが、開口一番の言い方がいかにも役所っぽい対応だったので、言ったところでどうにもならないだろうと思ってやめておいた。帰り際にポロト湖の写真だけとった。向かい側がウポポイの施設のようだ。

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行こうか迷っていたウポポイも、基本的に事前予約購入みたいなのをしていないと入場できないみたいなので、街的には予約制にして密を防ごうという考えなのだろう。

ウポポイに関しては平日の午前中などに予約なしでも空きがあれば入場できるようだったが、今回のキャンプ場の件でなんか気持ちが萎えたので行くのは辞めておくことにした。

多額の税金を投入して無駄に建物だけが豪華で展示が云々とか、導線が悪いなどのレビューも多く見受けられたので、この街全体的にお役人仕事的な匂いがプンプンしたのにもカチンと来たところがある。

元道の駅おじさんだったので分かるが、旅人は当日の天気とか観光の進捗具合など当日になってみないとわからない部分を多く含んでいるので、こういう前日までに予約してないと利用できないキャンプ場があるから、面倒だから道の駅でいいやという考えにもなってしまうのである。

当日に行って空きがないなら仕方がないが、あるのなら入れるようにしておいて欲しいところである。こういうことで観光客が減って街全体の利益が減っていると分からないのだろうか。プレイヤー側の視点を考えずにゲームを制作したら、そらクソゲーになるわと。

と、盛大な愚痴になってしまったが、これはもともと自分が事前にキャンプ場が完全予約制だったことを把握してなかったのが悪いのだが、自分の言い分にも筋が通ってるところがある部分もあるはずだ。

しかし、封印してきた道の駅おじさんの力を開放しようにも、肝心の道の駅は苫小牧に戻るか室蘭まで進まないとない。さっき良さそうだと思った公園みたいなところに戻ってどうするか考えてみたもののやっぱ無理だわと判断。

観光案内所で偶然見つけた24時間営業の入浴施設に行くことにした。自分が公園だと思っていた場所は、変な番屋の跡みたいな観光地になってたみたいだが、この街全体のお役人仕事というか機会的にしか動いていないRPGのNPCみたいな動きに辟易していたので、適当に写真を数枚だけ撮って移動を開始した。正直言って何にも面白くもない。

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カブを走らせること20分ほどでお目当の温泉施設が目に見えた。ネットで見た感じかなり古びた施設だったので、一瞬うーんと思ってしまったのだが、ほかに選択肢がないので入ってみるしかない。

近くにあったセイコーマートで少し買い物だけして、防水リュックにお風呂セットや買い込んだものを忍ばせ、朝露で濡れるかもと思ったので寝袋をブルーシートで包んで施設の中へ。受付の人に休憩所で朝まで寝られると聞いた旨を確かめてみた。

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自分の予想通り、入浴料540円で夜9時から朝6時まで休憩所を使うなら追加でもう540円の1080円とのことだった。24時間営業の入浴施設にあるよくある料金体制だった。仮に6時を過ぎてしまった場合さらに540円掛かるがそれでも合計1620円で済むので快活クラブよりも快活度が高いかも知れない。

6時までに出ないと行けないのはちょっと辛いが、とりあえず1080円を支払って入浴することにした。いかんせん旅に出て5時とかに起きているので、たまには早起きして500円を節約しようかと思う。

どうやら布団を使ってもいいようで、休憩所に布団を用意しておくから好きなところで寝ておくれとのこことだった。歩いて5分ちょっとかくらいの距離にセイコーマートもあるので、数日の荒天を凌ぐ場所としても悪くないのかも知れない。

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温泉もぬるっとした感じのちょっと熱めのお湯だったものの、暑すぎることない温度でゆったり入ることができた。ピークも過ぎていて平日だからかお風呂も自分1人だけ。休憩所も今の所自分だけなので、おそらく貸切状態で快適に過ごすことができそうだ。

苫小牧から洞爺湖周辺くらいまで安いキャンプ場が少ないエリアなので、結構穴場を見つけたのかも知れない。一応選択肢の一つとして頭に入れておくだけで道南エリアの旅が快適になるかも知れないと思った。

明日は室蘭方面を観光して洞爺湖のキャンプ場で泊まるつもりです。明日も多分走行100km行くかどうかくらいの距離で、なおかつ6時に施設を出て出発予定なので、道中かなりゆっくりできそうです。

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