今月のFXデモトレードの結果
画像の通り今月も月単位でプラスにすることができました!ロットは6月くらいからずっと20万通貨単位のままですので、pips的に+55pipsほどですね。
6エントリー利確2回損切1回(それ以外の宙ぶらりんな結果4)です。ちょっとでもプラスで終えられた結果を全部勝ちに入れたなら勝率は83.3%と破格の勝率ですね。
金額的なレベルではおそらく今月が最高収支だと思います。現実的にハイレバレッジの海外口座なら少ないpipsでもロットさえ張れば、そこそこの資金で10万円超えの利益が出せるのかと思うと、夢があるなと実感させられました。
まぁ、こんな感じのトレード成績を安定的に出せたならの話ですが。
現時点での私のエントリー手法
さて、エントリーを振り返る前に、私のエントリー手法について説明しておきます。
私のブログを以前から読んでくださっている方はご存じだと思いますが、長期足と同方向に絞ったレンジブレイク狙いのみです。監視している通貨はポンドドルとポンド円のみです。
利確と損切ですが、ポンドドルは利確30pips・損切15pips。ポンド円に関しては利確50pips・損切15pipsとしています。
去年は利確20pipsの損切20pipsとリスクリワード1:1にしていましたが、バランスが悪すぎると思ったので、現状は上記のような感じになっています。
買い目線か売り目線かを判断するフィルターとして平均足(日足)で判断して、東京時間で綺麗な横長のレンジ相場で平均足と同方向のレンジブレイクを狙ってエントリーしています。
レンジも東京時間にできた綺麗な横長のレンジ相場に絞っています。ダブルトップダブルボトムで、買い目線の場合安値が切り上がっている、売り目線の場合高値が切り下がっているパターンが私の中での鉄板パターンです。
去年はNY時間でも積極的にブレイクを狙っていましたが、指標発表の頻度が多いためかトレード成績も良くならなかったので、今は19時以降は晩酌しながら傍観するのみとなってます。
自分の中では、FXの取引高が一番高いと言われているロンドン時間前半である16時~19時くらいが、一番素直にブレイクしていて勝率が高いと思っていましたので、トレードする時間もこちらに絞っています。
エントリーの流れについて
エントリーの流れですが、12時くらいにチャートを開き、綺麗な横長のレンジ相場を形成しているか確認します。
綺麗なレンジ相場だと確認できた場合は、1時間足を軸に4時間足と30分足を見て、どの時間足を見ている人もここがレンジの上限(下限)だと認識しそうなところに水平ラインを引きます。
特に意味はないのですが、私は15時になるまでは絶対にポジションは取りません。15時までは様子見します。
そして出勤後、15時になったら職場から自宅のPCをスマホ経由でリモート操作してチャートを見て、特に問題が無ければレンジの上限のちょっと上、売りなら下限のちょっと下にIFO注文を出して、後は注文が通るのを待つだけです。
注文が通った場合は1時間置きくらいにチャートを確認して、エントリーから2時間以上経過しても利確ラインに到達しない場合はできるだけ早期撤退する流れにしています。
ちなみに、逆方向に大きくブレイクしてしまった場合はIFO注文を取り消します。目安的には1時間足の終値レベルで15~20pips以上逆方向に行ってクローズした場合です。
ちなみにお昼12時くらいにチャートを開いてみて、どこに水平ラインを引けばいいのか分からないようなチャートパターンだと、その日はノーエントリー確定です。リアルガチで意地でも何もしません。というかできません。
エントリーの振り返り
前置きが長くなりましたが、今月のエントリーを振り返ってみましょう。
いつも通り、エントリーした日のチャートを切り抜いて保存して、日によってはコメントの文字を入れている時もあります。分かりにくいかも知れませんが、赤色のチェックマークがエントリーしたポイントで、×マークが利確・損切した場所となっております。
1月7日のエントリー
この日は私的にはかなりいいチャートパターンを形成していましたので、15時にIFO注文を出して結果を見ていましたが、20pips以上順行していたので手動で損切ラインを建値に移動。
利確ラインに届かず逆行してくる感じだったので、思わず手動で決済してしまいました。その後は順行して当初目標の50pipsの利確はギリギリ出来なさそうな状況で終わっていました。
私が様子を見た時に25pipsくらいの利益が乗っている状況でした、リスクリワード比が1:1になるであろう15pipsの利益ラインを割った時点での撤退をしていたら良かったかなと感じました。
エントリーとイグジットルールを決めたものの、損切から利確に刺さるまでずっとポジションを持つのもちょっと違う気がしていました。NY時間に入った途端に超高速で逆行するパターンが嫌いですので。
1月8日のエントリー
こちらもポンド円でのエントリーです。私的には綺麗な横長のレンジ相場を形成してなおかつ安値が切り上がっている形でしたで、15時にIFO注文を出してエントリーしました。
こちらも利確ラインに到達せずエントリーから2時間ちょっと経過したところグダって来ているのを見て損切ラインに到達するのを待たずに決済しました。
タイミング的に15pips程度の利益が逃げるタイミングもあったので、なんか残念な感じだなと思いました。その後もNY時間に伸びはしたみたいですが、それでも30pips利食えるかどうかでしたので、私的にはエントリーから2時間経ったらある程度で逃げるのが良さそうかなと感じました。
1月14日のエントリー
この日はポンドドルの方が美しいもみ合いを形成していましたので、こちらをエントリーターゲットとしました。
ダブルトップダブルボトムを形成していて安値も切り上げていますので、こちらも十分な空間があることを確認してエントリーしたものの、20pips程度伸びてきて即逆行してきて建値ちょっと上で手動で決済しました。
決済した理由はポンド円も節目になりそうなラインを超えてきて、その上の節目になりそうなラインで跳ね返されて下落してきたからです。
上記画像の赤色の矢印ですね。
この上限に達した時点で、あっポンドドルのブレイクの高値はこれ以上ないわ…と思ったのですが、この辺の通貨の相関性も加味したルールは今までありませんでしたので、これまた建値ちょっと上で決済するという判断の遅さを招きました。
前々から思っていましたが、今回のように片方がブレイクしたが方ほうはまだレンジの中だったりすると次の節目で意識されてしまうので伸びないんですよね。
ポンドドルとポンド円は通貨の相関性が高いので、基本的に同じ向きに動くことが多いんですが、お昼の時点での位置がずれが多いと、今回みたいなパターンも出てくるでしょう。
それを考慮した早期撤退で15pipsでも20pipsでも伸びないと思った時点で撤退して勝ちを積み上げていくと、よりトレード成績が伸ばせそうだと思いました。
私の仮説を逆説的に考えると、ポンドドルもポンド円も同じようなチャートパターンだとよく伸びるとも言えますので、利を伸ばしやすいと思えるパターンだ!と思える日かどうかも判断できるようになるかもですね。
あまりルールを複雑化すると再現性が低くなるのでアレですが、自分の中で最適なイグジット方法を作る要素の一部として、頭の片隅にでも入れて置きたいです。
1月18日のエントリー
ポンドドルでのエントリーです。平均足赤で売り目線で、なおかつ高値が切り下がっていてダブルボトムの横長のレンジ相場でしたので、下限の水平ラインを引いて出勤。
仕事先で15時にチャートを確認してみたところ、当初引いていたラインをブレイクしてロールリバーサルの形でブレイクして行ったので、成行でエントリー。
無事に利確ラインに到達して30pipsの利益でした。久しぶりに見事な利確ができました。利確してちょうどで反転して上昇しているのもピンポイントでいいですね。
1月20日の見送りエントリー
こちらは毎月ある見送りエントリーですね。入るかどうか微妙だけど見送ったら爆上げしちゃった当案件です。(しろめ)
もうねいつものことなんですが、迷って入らなかったら大体暴騰するんですよね。言うて今30分足も確認してみても私的なルールだとエントリーは微妙かなという感じでしたので、この暴騰はしゃーないかなと思えました。
1月21日のエントリー
平均足の色が赤なので売り目線。レンジ下限に関しては丁寧にラインを引いたものの安値が切り下がっている感じではないのが残念な感じがします。
ですが、何をどう考えても3回以上は反発してくれているので、下に抜ける燃料はあると考慮してのエントリーです。
15時にスマホから自宅のPCをリモート操作するアプリでチャートをみたところ、既に当初引いていたレンジの下限をブレイクしてロールリバーサルの形でレンジの下値を抜けてきそうでした。
指値が入れられない環境だったので、仕事しながら監視した上で明確に抜けてきたところで成行エントリーして無事に利確しました。こちらも利食った後にもう反転してるのが笑えますね。
1月27日のエントリー
こちらもポンド円で綺麗な横長のレンジ相場を形成したいたので、日足の方向性に合わせた買いで狙ってレンジブレイクを狙ったものの、15pips程度上昇したものの、逆行してきて損切となりました。
長期足でも意識されそうな節目を見つけるのというか、決めるのに迷うくらいこれ以上の高値圏に行くのは難しい環境だったのかも知れませんね。
結構抜けるのは難しいかも知れないけど、もし抜けたら相当強い上昇を見せるのではと思っていました。
このトレードが期待値のあったものなのか微妙なところですが、週足とか月足までライン引きまくっても逆になんかおかしくなりそうなので、シンプルなルールで続けた方がいいのかなと思ってます。
あとがき
なんか書いてたらむっちゃ長くなりましたが、私の2021年1月のFXデモトレードの結果でした。
トレードするタイミングを絞っているのもあってか月5~8回程度のエントリーになっていますが、今月のエントリーは後の挙動(値動き)を見ても、優位性のある時にエントリーできているように思わされました。
トレードの振り返り記事にも書いた通り、利確に刺さらずエントリーから2時間経ったらある程度の微益でも撤退すれば、3桁までは行かないにしても80pipsくらいの利益を残せた可能性もありした。
今月のエントリーは、どのポジションもエントリーして10分とか20分せずに損切になってしまったという訳でもなく、ある程度順行したものの、思ったよりも伸びずという結果が多かったので、エントリーの精度自体は高くなっているかも知れないですね。
来月以降も同様なエントリーを試みて、仮想収益がどうなるかでしょうか。去年から月単位でプラス収支で終えることが増えてきているので成長していると思いたいところですね。
もうリアル口座で少額資金でやってみてもいいかも知れないレベルかも知れませんが、もうしばらくはデモでやってみようと思ってます。
コメント
1月から幸先の良いスタートおめでとうございます!
個人的に凄いと思うのはきっちり取引ルールを文章化されている前置き部分だと思います。去年1年間のデモトレードで納得いくまで試されたことが素晴らしい結果になりましたね。
あと、個人的には今の方向性や大きなトレンドの発生しない相場でボロボロにドローダウンを食らっているので、そういった相場の中でも取れるえぬまるさんの手法は非常に勉強になりました。
数時間で完結するトレードというのはさまざまな状況の相場でも安定しやすいかもしれないですね。
年も明けて、初月ながらもpips的には2桁としょぼい結果となりましたが月単位でトータルでプラスにできたのは、素直に嬉しいと感じましたね。言うてもいまだにデモ口座ですが。(笑)
私的にFXトレードは取引高が一番多いと言われているロンドン時間に絞ってトレードするのが、パチンコ・スロットで言う朝一みたいな感じ一番優位性が高い時間だと思っています。
パチ屋の朝一と言いますと、スロットで言う高設定の台であったり、パチンコで言うボーダーラインを大きく上回る甘釘台にありつける可能性が高いです。FXも同様にロンドン時間に絞ってトレードした方が成果が上がりやすいのではと思っています。専業の人ほどNY時間にトレードしないとも言いますので。