去年の2月下旬から3月上旬にかけて起こった、コロナウイルスショックで株式市場の大幅な下落とともにIPOも上場中止、上場した銘柄はことごとく公募割れ、プラスになっても想定していたスペック以下の初値を形成しました。
リーマンショックがあった年レベルか、それ以上の下落かと言われていましたので、私的には2020年のIPOは壊滅的だと思って、やってみたいと思っていた株主優待クロス取引で優待をお得に取る生活にシフトしようとしていました。
結果的にIPOが普通に復活してくれて、私は今年からIPOの抽選と並行して、優待目的のクロス取引も始めました。そんなクロス取引でどれだけお得ができたかを自分的にも確認するための記事になっています。
2020年にクロス取引した銘柄と得られた株主優待
以下が株主優待取得のためにクロス取引した銘柄、取得するために掛かった貸株料・逆日歩、取得した株主優待です。
塩漬けのまま現物保有している銘柄シダックスと・端株で長期保有している銘柄上新電機も含めていますので、実質的に2020年の5月~12月までの期間にクロス取引した回数は45回となりました。(同一銘柄含む)
7月はクロスできそうな銘柄がなかったので実質クロス取引した月は6回です。月当たりのクロス取引平均銘柄数は7.5という感じになりました。
- 日本毛織(3201)貸株料61円
取得した優待 クオカード500円分 - サカタのタネ(3720)貸株料231円
取得した優待 お米1.5kg - 大黒天物産(2791)貸株料49円 逆日歩390円
取得した優待 岡山名産のピオーネ(2000円相当) - ホットランド(3196)貸株料7円 逆日歩1040円
取得した優待 銀だこで使える1500円分の優待券 - 岡部(5959)貸株料62円
取得した優待 クオカード1000円分 - ウイルプラスホールディングス(3538)貸株料4円 逆日歩140円
取得した優待 クオカード1000円分 - クボタ(6326)貸株料10円 逆日歩5円
取得した優待 お米3㎏とパスタ - 西松屋チェーン(7545)貸株料7円 逆日歩160円
取得した優待 西松屋で使える1000円分の優待券 - 平和堂(8276)貸株料13円 逆日歩660円
取得した優待 平和堂で使える1000円分の優待券 - ディップ(2379)貸株料149円
取得した優待 クオカード500円分 - ジンズホールディングス(3046)貸株料625円+現物買535円+信用売385円
取得した優待 ジンズで使える優待券5000円分 - ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)貸株料20円 逆日歩175円
取得した優待 お米2㎏ - 明光ネットワークジャパン(4668)貸株料48円
取得した優待 クオカード500円分 - カーブスホールディングス(7085)貸株料43円
取得した優待 クオカード500円分 - コジマ(7513)貸株料8円 逆日歩425円
取得した優待 コジマで使える優待券1000円分 - フジ(8278)貸株料30円 逆日歩1035円
取得した優待 自社PB商品2000円分 - 吉野家ホールディングス(9861)貸株料13円 逆日歩55円
取得した優待 吉野家で使える優待券3000円分 - ミニストップ(9946)貸株料9円 逆日歩155円
取得した優待 ソフトクリーム無料券5枚 - 長谷川香料(4958)貸株料157円
取得した優待 クオカード1000円分 - 前澤化成工業(7925)貸株料77円
取得した優待 お米3㎏ - TOKAIホールディングス(3167)貸株料79円
取得した優待 クオカード500円分 - ティーガイア(3738)貸株料85円
取得した優待 クオカード1000円分 - ゼンショーHD(7550)貸株料109円
取得した優待 すき家などで使える優待券1000円分 - 丸大食品(2288)貸株料120円
取得した優待 3000円相当の自社製品(ハム) - ヤマダ電機(9831)貸株料16円
取得した優待 ヤマダ電機で使える優待券2000円分 - JALCOHD(6625)貸株料16円 逆日歩なし
取得した優待 クオカード3000円分 - 富士ピー・エス(1848)貸株料4円 逆日歩5円
取得した優待 クオカード500円分 - システム情報(3677)貸株料9円 逆日歩なし
取得した優待 クオカード500円分 - 上新電機(8173)現物買手数料込2202円 ※端株で保有
取得した優待 Joshinで使える5000円分の優待券 - 巴工業(6309)貸株料134円
取得した優待 ワイン1本 - 日本毛織(3201)貸株料147円
取得した優待 クオカード500円分 - トーセイ(8923)貸株料153円
取得した優待 クオカード1000円分 - タマホーム(1419)貸株料204円
取得した優待 クオカード500円分 - スターマイカHD(2975)貸株料9円 逆日歩620円
取得した優待 クオカード1000円分 - サカタインクス(4633)貸株料168円
取得した優待 クオカード500円分 - 帝国繊維(3302)貸株料353円
取得した優待 クオカード1000円分 - ザ・パック(3950)貸株料389円
取得した優待 クオカード1000円分 - アウトソーシング(2427)貸株料202円
取得した優待 クオカード1000円分 - ニチリン(5184)貸株料241円
取得した優待 クオカード1000円分 - ミヨシ油脂(4404)貸株料110円
取得した優待 クオカード1000円分 - インテージホールディングス(4326)貸株料192円
取得した優待 クオカード1000円分 - サッポロホールディングス(4326)貸株料177円
取得した優待 ビール詰め合わせ350ml缶4本 - キリンホールディングス(2503)貸株料206円
取得した優待 ビール詰め合わせ350ml缶4本 - アサヒグループホールディングス(2502)貸株料322円
取得した優待 株主限定ビール350ml缶4本 - シークス(7613)貸株料102円
取得した優待 Visaギフトカード1000円分 - 船井総研ホールディングス(9757)貸株料158円
取得した優待 クオカード500円分 - シダックス(4837)※現物保有済み取得費用0円
取得した優待 ワイン1本
取得コスト合計11113円(現物保有2銘柄除く)
年間単位でどのくらいお得できたか計算したかったので、まだ届いていないものも届いたものとして計算しています。
一部制度信用取引でクロスしていますが、その場合配当金の一部が後日戻ってくるのですが、そちらを加味していない取得金額になっていますので、実際は上記の金額よりも取得コストは1000円くらいは低いかと思われます。
2020年に取得できた株主優待まとめ
そして以下が2020年にクロス取引で取得できたものです。まだ届いていないものも含みます。なんとなくですが私的なジャンルを金券類、優待券、お酒、お米、自社製品で分けてみました。
金券類
クオカード500円分×11枚=5500円
クオカード1000円分×12枚=12000円
クオカード3000円分×1枚=3000円
Visaギフトカード1000円分×1枚=1000円
合計21500円
優待券
銀だこで使える優待券500円分×3枚=1500円
西松屋で使える優待券1000円分×1枚=1000円
平和堂で使える優待券100円分×10枚=1000円
ジンズで使える優待券5000円分×1枚=5000円
吉野家で使える優待券300円分×10枚=3000円
コジマで使える優待券1000円分×1枚=1000円
ミニストップで使えるソフトクリーム無料券×5枚
すき家などで使える優待券500円×2枚=1000円
ヤマダ電機で使える優待券500円×4枚=2000円
Joshinで使える優待券200円×25枚=5000円
合計20500円+ソフトクリーム無料券5枚
お酒
ワイン1本
赤・白・ロゼの内から1本選べるワイン1本
ビール350ml缶×4本詰め合わせ
ビール350ml缶×4本詰め合わせ
ビール350ml缶×4本詰め合わせ
合計ワイン2本、ビール350ml缶12本
お米
お米1.5㎏
お米2㎏
お米3㎏+パスタ
お米3㎏
合計お米9.5㎏+パスタ
自社製品
岡山名産のピオーネ2000円相当
スーパーのPB商品2000円相当
ハム3000円相当
合計7000円相当の商品+ビール350ml缶12本
取得した優待合計
集計してみたところ、金券と優待券の合計で42000円、自社製品7000円分、ワイン2本、ビール350ml缶12本、お米9.5㎏+パスタという感じになりました。
ワイン、ビール、お米をいくらで換算するのべきなのか難しいところなんですが、取得した優待合計は約60000円と言ったところでしょうか。
取得コストが11113円だったので、48887円のお得ができた計算です。前述した通り、制度信用取引を使った時の株主配当を加味していませんので、ざっくり50000円くらい得できたかなと言った結果となりました。
実質半年で50000円分お得できたのにはちょっと驚きですね。まだクロス取引をやり始めて1年が経過していないので、なんとも言えませんが、私同様に200~300万円くらいの資金がある人なら、年間5~8万円分くらいの実質的な利益が得られるのかなと思いました。
これが夫婦だったりで換算すると年間10~16万円くらいの金額になると考えるとでかすぎますよね。若干手間はかかるかもですが、銀行に200~300万円預けてもらえる利子と比べたら10000倍くらいお得なのではないでしょうか?(笑)
優待クロス取引まとめ
そんなこんなで、2020年の私の株主優待クロス取引の結果でした。
私は月ごとにエクセルのソフトで事細かく収支を管理している訳ではないので、集計するのにすごい時間がかかりました。(しろめ)
私のブログを読んでいてくれている方なら分かると思いますが、私は句読点の代わりに(しろめ)を連発するような頭がワルイワルイ星人です。なんやかんやで、集計漏れとか計算ミスとかが普通にあるかと思います。
ここ間違ってるやんけ!って方はコメントで知らせてもらえるとありがたいです。ただ指摘されてもどこが間違っているかを理解できない可能性があることをご了承ください。
しかし、こうやって年間どのくらいお得できたかを計算してみて思ったのですが、優待クロス取引も、IPO投資同様ローリスクでやらないと損くらいのレベルの手堅い手法ですので、本当に知らないって損だなと感じさせられました。
何かのきっかけでIPO投資を始められて、コツコツ作業を続けられた一部の人のほとんどは、また何らかのタイミングで優待クロス取引も知って、他の人よりも働く時間を増やすことなくお金を得られる機会を増やして行くんでしょうね。
コメント
半年で約5万円は小型のIPO当選1つ分くらいと考えると大きい利益ですね。
しかもえぬまるさんの場合ご家族も喜ばれていたと思うので投資行為を理解してもらいやすいという点でもいいかもしれないですね。
それにしてもこれだけの取引をミスなくされて最後に集計までできるのは、めっちゃ頭良い星人じゃないですか(笑)
クロス取引は結構覚えることが多かったり、手数料や配当や調整金とかが後から来てややこしかったのでこれだけの数を管理できるのは凄いと思いますよ。
自分みたいな小資金で5万円くらい節約できる可能性があるので、金融リテラシーのある夫婦や資金がある人なら普通に10~20万以上の実質的利益が出せると考えると、知ってるか知っていないかの違いは大きいなと感じさせられますね。
句読点の代わりに”しろめ”を使っているような人間ですので、決して私は頭良い星人ではありませんよ。(笑)
パチンコ・スロットで稼いでいた時もそうでしたが、正確ではないにしろある程度の精度で収支を付けていないと、どのくらいの期待値があったのかがつかめなかったので、頭が悪い中でも最低限に集計しているだけです。
すごい人は制度信用取引で得られた配当金の一部なんかも計算できるんでしょうが、計算しても収益が多くなる訳ではないので、労力に見合うリターン的に、こんなもんなんかという、ちょっと曖昧な結果を確認して満足しています。