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北海道旅80日目 午前中は雨だったので昼から三内丸山遺跡を観光

蚊が耳障りであまり寝られなかった。手でパンとして他界させてやろうと思ってヘッドライトを点けても見えなかった。珍しく蒸し暑かったのでテントの入り口を少し開けたままにしたのを後悔した。

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あまりにも早く起きてしまったので開き直って起きていることにした。朝8時かそこらに雨が降る予報なのでその前に水場で身支度した。テントで横になっていたら本格的に雨が降ってきた。人通りもほとんどないので横になっていたら寝てしまっていた。夜寝られなかった分寝ることができた。

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起きて11時くらいには雨が止んで晴れ間が見えてきた。昨日ホテルの入口で会った同じカブ乗りの人とポイ活などの話をして盛り上がった。ここ何年かでお金を貯めて1000万円くらいの資産を持っていてS&P500の積立をやっているそうだった。自分よりもポイ活に詳しくてびっくりした。

昨日同様、話が盛り上がりすぎて気づいたら13時を回っていたのでテントを撤収開始。気温が上がったからか急激に風が強くなったので撤収が大変だった。

お互い三内丸山遺跡を観光するつもりだったが自分は昼を食べてから行くつもりなので、2台並べて写真を撮って別れた。初めて自分からLINEの交換を申し出た。一応何人か気の合う人とは交換していたらしい。

とりあえず食べたいものがなかったので、すき家に立ち寄って遅いが昼飯にした。久しぶりに好物のねぎ玉牛丼を注文。本当は吉野家の株主優待を消化しないといけないのだが、自分の進行方向でいい感じの場所にあった時にでもボチボチと消化していこうと思う。

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14時過ぎに三内丸山遺跡に到着した。9年前は無料で見学できたのだが3年ほど前から入場料を取るようになったらしい。元々かなり立派な施設なので今まで無料で見学できたのがどうかしていたと思う。410円払って入場。

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1時間おきにツアーガイドが開催されているので、次のガイドの時間まで縄文シアターや常設の展示を見学してガイド時間15分ほど前から集合場所で待機。ホテルで会ったカブ主さんは14時の回に間に合わなかったのかテーブルで寝ていた。

ガイドさんに一通り案内して貰ったが野球場が建設途中に国内最大級の遺跡が見つかったということで国の公共事業では有り得なかった工事の中止が決まったことなど展示を見るだけではなかなか入ってこないことも教えてくれた。

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国内最大の遺跡ということで、展示も多くてオシャレに展示されてあるものも多くて楽しめた。特にあの6本柱の復元された建物は印象的だった。入場料は掛かるが青森に来たら絶対に行く施設だと思った。三連休の中日だというのに人は思っているよりも少なかった。

9年前にはなかった土器を復元する部屋や管理室なども公開されていた。展示も含めて見終わった後に受付の人に改めて聞いてみたらやはり数年前に拡張されたらしい。

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途中からホテルで出会ったカブ主とゆっくりまわっていたら17時を回っていた。三内丸山遺跡を観光している時に感じていたが、これは昨日寝床にしたところに連泊だなと思っていたので、カブ主さんとまた寝床でと言って風呂に入ることにした。

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今日は青森駅近くにある青森まちなか温泉へ。お湯の温度もちょうどよくて気持ちよかった。食堂のご飯がやたら充実していたり散髪屋さんがあったり、休憩所でライブみたいなのやってたり、漫画コーナーが充実していたりと何かと充実した施設だった。

雨の日に1日中過ごすのに便利そうなので、電車などで今後青森に来ることがあればまた使って見たいと思った。歩いて行ける範囲にコンビニがあったので歩いて買い物してから寝床に戻り、再びテントを張ろうとしたら某警備会社の人が歩いていた。

すでにカブ主さんはテントを張っていたようで、これはあかんのではカブ主さんと作戦会議。しばらくしたら帰るのではと思って様子を見ていたが、帰る気配がないのでどうやらテントを張ったカブ主が戻って来るのを待っているのではという結論になった。

とりあえずマークされていない自分のバイクを回収しようと、気配を消してそろーっと寝床に戻ったものの声を掛けられてしまった。メタリギアシリーズならアラートが鳴って戦闘になっているところだ。

テントの人と知り合いかと聞かれたので、どう答えるべきかと迷ったものの、知り合いですと言ったら面倒なことになりそうだったので、知りませんとしらを切った。

なんとかバイクを回収して別の寝床候補に移動した。カブ主さんは覚悟を決めて寝床に戻った。しばらくしてライン通話が鳴ってなんだと思ったら、どうやら問題が解決したようだった。警備会社のセンサーが誤作動したのか反応したので、変なやつを見かけなかったか聞きたかっただけのようだった。

カブ主さんがテントを退けますのでと言ったら、別に構わないと言われたらしい。バイクを再び昨日の寝床まで移動してテントを設営した。昨日と同様、テントの入り口だけ開けて話をして盛り上がった。

こういうハプニングもたまにあるのがゲリラ野宿のデメリットだが、基本的に他に人がいないのでキャンプ場以上に快適に過ごすことができるというメリットもあるので、人それぞれ思考はあるだろうが自分はリスクが許容できるなら全然アリだと思っている。

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