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北海道旅78日目 大間から青森市へ移動

夜中にトイレに起きてしまった。旅していて何回かあったが大いびきをかいている人がいて寝られなかったので耳栓を使って就寝。起きたら6時だった。いつもは日が出てくるとテントが蒸して暑いところが暖かくてちょうど良かった。もう夏は終わってるんだなと思った。

キャンプ場の水場で身支度して昨日買っておいたカップ麺を食べた。これから北海道に渡る人もいるのか、みんなそれなりに早く出発していった。大間の朝の景色も撮っておこうと岬まで歩いて写真を撮影。天気がいいので海が綺麗だった。

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9時に出発して国道を走って恐山方面へ走ってると、道中の看板に通行止に関する表示があった。北側から恐山へ行く道は月曜から土曜まで全面通行止めになっているらしかったので、先に尻屋崎へ向かうことにした。仏ヶ浦の南の方も通行止になってるらしいので下北半島の観光がやりにくくて仕方がない。

やはり天気が良くても走っていると体が冷える。もう9月も下旬なので当たり前と言えば当たり前か。途中のファミマでコーヒー休憩した。ヒートテックの上だけ来てこんな感じなのでジャケットを着るよりカッパの上を着たほうが防寒性がいいのかも知れない。

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尻屋崎に繋がる県道もなぜか通行止になっていて別の道から尻屋崎に向かう羽目になった。ボチボチとバイクを走らせて11時に尻屋崎に到着。突端に向けてのあるあるで道中そんなに何もなかったが、かなり長く感じた。ゲート付近に寒立馬が放牧されていたのでついバイクを停めて撮影。

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ゲートを通って尻屋崎灯台へ。前来た時は残念ながら曇っていたのだが今回は尻屋崎灯台を晴れの時に見ることができた。やはり突端に着くと旅している感じがする。

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天気が良かったので300円払って灯台の上に登ってみた。灯台の上は受付で言われた通り風が強かった。前も登ったような記憶があるようなないような。曇りの時に登ったのだろうか。あの時は登れる灯台は無差別で登っていたので記憶が曖昧だ。

ただ上からの景色は天気がいいのもあってか海の綺麗さがたまらなかった。この海の青さは本州ではあまり見られないのでお金を払って灯台に入って良かったと思った。

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すっかりお昼前になってしまったので、近くにあった”お食事処やまだい”さんに立ち寄って、とろ牛カレー900円を注文した。牛すじが入っているご当地グルメらしい。たまたまなのか1人で切り盛りされているのか調理や会計など全部担当されていた。

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恐山に向かうもアップダウンの激しいワインディングで怖かった。特に恐山に着くまでの下りはブレーキの限界を超えるんじゃないかと不安になった。。こんな道だったとは全く思ってもいなかった。恐山に近くになると硫黄のにおいがしてきた。

駐輪場にキャンプ場で一緒だった日本一周のライダーさんのバイクが停まっていた。行く方向が一緒だったら大体有名な観光地でニアミスするあるあるだ。

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残念ながら恐山の方は曇ってしまっていて残念だったが、これはこれで雰囲気が出てていいと思った。入山料500円を払って入場。受付の人にお風呂があると言われて初めて知ったが、中に温泉に入浴できる小屋があった。9年前にもあったのだろうか。

順路通りに回ってくださいとあったが、どう行くのが順路なのか曖昧なので適当に雰囲気を味わいながら見てまわったが自分が前来た時より広く感じた。前はあまり奥まで行かなかったのかも知れない。しかしこの仏ヶ浦以上の異世界感はたまらない。

恐山を15時に出発して1時間ほどで道の駅よこはまに到着。ここも日本一周した時に寝床にした思い出の道の駅で懐かしい。軒下があってすぐそばにコンビニがあって、自分は利用しなかったが近くに入浴施設もあって水場もある。道の駅おじさん的にはかなり強い野宿場所である。

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いつものトイレチェックをしたが宿泊禁止の貼り紙がしてあった。北海道の知床や羅臼の道の駅のように警察に通報しますほどのものではないが、やはり全体的に昔と比べると野宿者に対する対応は変わってきているのだろうと感じた。

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キャンプ場の候補はあったが耐水性が脆弱なテントでキャンプする気にもなれないので、選択肢的に函館のゲストハウスで旅人から聞いていた青森市内にある格安のホテルに泊まるのが一番無難だと思って予約を取ろうと電話をするも繋がらず。

しばらくして掛け直すと繋がった。明日一日雨が降るみたいなので明日と明後日と2泊したい旨を伝えたものの1泊だけなら2600円の部屋があるとのことだった。疲れていて頭が回らない状態だったもののとりあえず予約をお願いした。

もう少し早い段階で電話すればよかったと思ったが、尻屋崎も恐山も電波が入るか入らないかの状態だったりしたし、そもそも明後日は金曜日と週末だったのでどの道予約が取れなかった可能性もあるのでしょうがないところではある。

宿の確保はできたが時間も16時と、青森市内までの距離を考えると走りっぱなしで走っても日没くらいなので頑張って走ることに。さすがに夕方になって来ると交通量が増えてきた。手のしびれや体の冷えがあったので何も無いパーキングで休憩。

少し休んで再び走り始め、道の駅浅虫温泉に到着してこちらでも小休憩。ここも寝床に使った懐かしい道の駅である。ろくにスペースもない道の駅なのによくこんな所で寝たなぁと思う。

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最初は1枚目の写真のところにテントを張っていたのだが、道の駅のスタッフの人の通りなどが気になったので、近くにあった郵便ポストの近くにテントを移動したのを覚えている。どのみち幹線道路の近くなので車の音が凄くてあまり快適ではなかったが。

冷えた体が少しマシになってきたところで、また走り始める頃には既に暗くなってしまった。後ろからばしばし車が来る中、路肩をゆっくり走って予約したホテルを目指す。風が強くて車体が右に振られることもあって怖かった。

北海道を旅していた時は暑さとの戦いだったが、もう寒さとの戦いになってきてあるのだろう。今後も寒さに対して対策しないと疲労が溜まるかと思うので十分に対策して走りたい。

ずっと寒い中走っていてカチンコチン星人になってしまったので、予約しているホテルに着くまでラーメン屋があったら入りたいと思っていたらあったのでたまらずバイクを停めて入店。どうやら青森でそれなりに評判がありそうなラーメン屋さんだった。こく煮干しラーメン850円を注文。

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魚介系のスープだったせいか、体が冷えていたからかスープがゴクゴクいけた。魚の出汁的なものがたっぷり凝縮されているスープで久しぶりに自分好みのラーメンを食べられた気がした。単純にカチンコチン星人になっていたから美味く感じたのもあるかも知れないが。

これから徐々に寒くなって行くので、今後はラーメン屋さんのお世話になることが増えそうだ。日本一周していた時にコメントで教えてもらっていたが行けなかった新潟県にあるラーメン屋さんに行きたいがなんという店か覚えてないのが残念だ。

ラーメンを食べて体を温めることができたので予約したホテルへ。なんやかんやで19時前に到着した。都心に入ると数百メートルおきに信号があるので、数キロ走るのにすごい時間が掛かって疲れてしまった。

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予約したホテルに19時前に到着してなんとかチェックイン。バイク置き場は一応軒下になっていたので最低限の荷物を部屋に入れて、コンビニで買い物してシャワーを浴びてさっぱりした。

ユニットバスでシャワーを浴びている時に一人暮らしをしている時を思い出した。久しぶりにこんな豪勢な場所で寝られるのかと思うとテンションが上がった。

シャンプーやタオルや歯ブラシなどはないが、いくらか払うことで利用することができるらしい。この設備で1泊2600円とはなかなか壊れていると思う。テレビがない部屋なら2000円らしいのでそこで連泊することができたらかなり安上がりに観光できると思うので本当にいいホテルだと思った。

チェックアウトは10時らしいのでギリギリまで休んで、近くの観光施設で時間を潰して雨がやんだら新青森駅近くにある24時間営業している入浴施設に移動して宿代わりにするつもりです。明日と明後日が天気が悪いので、そこで少しゆっくりして竜飛岬方面への観光に備えたいですね。

コメント

  1. なおキチ より:

    北海道おつかれさまでした。
    ひと夏を北海道でじっくり過ごすのはなかなか贅沢な使い方でしたね。

    ゆっくり滞在する旅は終わられましたが、目的地を目指す旅も楽しいと思いますので帰宅までの道のりを満喫してきて下さい。

    浅虫のその階段下は私も2度テント張ったことがあります笑
    もう野宿できるご時勢ではないですが、ちょっと懐かしかったです。

    あとロンドン時間に介入があって結構ヤバイ動きしてましたがご無事でしたでしょうか?

    • えぬまる えぬまる より:

      なおキチさんどうもです。前に旅した時よりもかなりゆっくり過ごすことができたのはよかったですね。

      まさか浅虫の道の駅の階段下で寝ていたとは。あの道の駅でテント張るならあそこしかありませんもんね。昔は行けるところまで行って寝るというサイクルだったので結構変なところで寝てたなと思います。

      FXなんですがなんやかんやで8月のお盆前にキャンプ場でチャートを開いて見てから、チャートすら開いてたりしませんので完全に休業状態になってます。昨日くらいに日本が介入に踏み切ったとラジオで聞きました。如何せん快適に旅ができる時間も限られているので、旅に集中したいというのもあるので、家に帰るまではお休みにするつもりです。